Gulftainer
港湾運営の合理化
多様なシステムをSAP S/4HANAへ統合し、ビジネス可視化を強化
Gulftainer社は、組織の生産性と運用の透明性向上を目指しています。アラブ首長国連邦を拠点に、中東の港湾コンテナ施設の40%以上を管理しているGulftanier社は数種類のレガシーITシステムを密接に統合したいと考えていました。エンドトゥーエンドのコンテナ配送サービスに対する需要が高まったため、コンテナを始めとする資材を効果的に追跡するために、堅牢なITソリューションの実装と、基盤となるテクノロジーインフラの強化を望んでいました。特に、ビジネス全体の可視性向上・サプライチェーンと物流プロセスの合理化・モバイル機器導入による従業員の生産性向上などが差し迫ったニーズでした。
Gulftainer社はITインフラストラクチャを統合するにあたり、SAPのエンタープライズリソース管理プラットフォームであるSAP S/4HANA実装と変更管理実施のためにTCSと提携しました。TCSは、多様なビジネス領域にまたがっている様々な業務アプリケーションを統合するためのロードマップを作成するため、ITシステム全体を詳細に評価しました。アジャイルかつ障害からの復旧が容易で、モバイル対応可能な従業員向けセルフサービス(ESS)とマネージャー向けセルフサービス(MSS)ソリューションをタイムリーに提供し、かつ費用対効果を最大化するために、SAP S/4HANAのエキスパートを20名以上投入しました。