OMR・イメージング
導入事例
日本TCSの実績を示すお客様からの声
1992年よりScantron社のOMRシステム「OpScan」シリーズを25年以上にわたってご活用されています。入学志願者が10万人を超えることもあり、国内最大規模の入試を実施されています。
また、試験形態の変更に対応しつつ、増大する志願者の採点を期日内に完了させることが同大学様の課題でした。
現在、ご利用いただいている「OpScan16/iNSIGHT150」は、マークシート両面同時読み取り機能を備え、1時間当たり最大1万枚を処理できる(A4版シート)高速性が特長で、50万枚以上の読み取りが発生した際にも十分な性能を発揮しました。日本TCSは、システムがフル稼働する入試時期に合わせ製品のメンテナンスを実施しておりますが、更に読み取り作業現場にもスタッフが常駐し不測の事態に備える万全のサポート体制で同大学様を支えています。
国家試験模試での導入事例を紹介します。同予備校様は模擬試験の製作や試験データの収集といった業務を遂行されています。2011年1月、それまで使用されてきたマークシートリーダーの保守サポート終了を契機に、日本TCSの提案したScantron社の製品を採用。世界トップシェアを誇る実績と万全のサポート体制をご評価いただいた結果、採用へと至りました。
導入後も、「処理中の停止がほぼなく、業務の効率化を実現できた」「操作しやすいデザインで、万が一のトラブル発生時にも迅速なサポートで直ぐに復旧できるので助かっている」「折れやシワのあるマークシートでも、正確に読み取るタフさもある」と高い評価を受けています。
国内最大級の英語試験を実施している同団体様では、年間複数回実施している英語試験の回答方法としてマークシート方式を採用しており、試験毎に100万枚前後のマークシートの読み取りを行います。試験実施時には、あらかじめ登録された「受験者データ」と「試験当日に受験者本人が記入する情報」を照合する必要があり、照合作業を手作業で行っていました。そのためこの同団体様は、イメージスキャナiNSIGHT150と受験者データイメージ修正システムを導入。現在では、事前登録された受験者データと受験生記入の情報との照合をパソコン上で行うことが可能となりました。また従来と比較して作業量は1/4となり、業務効率が飛躍的に向上しました。
日本TCSは同大学様に対して、OMRの新規導入をサポートしました。同大学様の一般入試受験者数は、毎年約500名。受験者1名につき2科目を受験するため、解答用紙の枚数は計1,000枚となります。
OMR導入前、同大学様では1,000枚という大量の解答用紙を少人数がすべて手作業で採点していました。しかし入試採点業務の効率化を目指して、Scantron社のコンパクトタイプOMRと採点システムを導入しました。
今回導入したOMRによる解答用紙読取時間は、1科目(500枚)あたり約15分程度。解答用紙読取後、採点システムでの成績一覧表や正答率などの合否判定資料を出力するまでの所要時間も同じく15分程度。そのため2科目めの解答用紙を読み取っている間に、1科目めの合否判定資料を作成できるようになりました。
その結果、これまで職員が徹夜で当たっていた採点業務を半日で完了させることができるようになりました。加えて採点業務にかかわる人件費の削減も達成しています。さらにヒューマンエラー(採点ミス)を防ぐことにもつながりました。
Scantron社のOMRは高精度な読取性能を有しているというだけでなく、読取リードヘッドに汚れや異常がある場合には読取できないという誤読防止機能も備えています。そのためScantron社のOMRを導入することで、正確かつスピーディーな採点業務を実現しています。
他社OMRからのリプレイス事例を紹介します。検査会社B社様ではマークシート方式の検査を自社内のOMR2台を使用し、処理と分析を行っていました。同社では、年間約100万枚の読取処理が発生。既存OMRの保守サポートの終了に伴い、検査会社という性質上「さらなる安定稼働」を達成するために同社はOMRのリプレイスを検討されました。
Scantron社のOMRが有する優れた性能、日本TCSのScantron社OMRの豊富な導入実績、そして充実した保守サポート体制に高評価をいただき、当社を選んでいただきました。
前述の通り、同社のマークシート処理枚数は年間約100万枚と多く、検査会社としてトラブル発生時にも迅速に対応する必要があります。そのため保守サポートの品質を非常に重要視されていました。
リプレイス後も、Scantron社製品の優れた性能と日本TCSの保守サービスにより、同社に導入したOMRは大きな障害を発生させることなく安定稼働しています。
これまで日本TCSはさまざまな企業、団体、教育機関に対して最適なソリューションを提案してまいりました。今後もお客様へのコミットメントおよび価値創造を通じて信頼いただけるパートナーとしてお客様のビジネスへ貢献いたします。
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社
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