Amazon API Gatewayを活用したTCSサービス
企業のデータ、ロジック、サービスを組織の枠を超えてシームレスに拡張
要約
多くの企業は、現在でもレガシーアプリケーション上で従来のサービスやデジタル資産を活用しています。
これは、変化するビジネスニーズを満たすために、クラウドネイティブアプリケーションで新しいアプリケーションを構築する場合でも同様です。ITランドスケープは、消費チャネルだけでなく、データを取り込むソースも大幅に増加しているため、多くの場合、さまざまなランドスケープに展開された複数のアプリケーションを組織の境界を越えて相互に通信させる必要があります。
従来、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)は、アプリケーション間の通信を仲介するものとして定義されていましたが、最近のRESTとHTTP標準に準拠した最新のAPIは、開発者にやさしく、簡単にアクセスでき、広く受け入れられています。 現在のAPIは、コードというよりも製品のような扱いが求められていて、そのライフサイクルには、セキュリティ、ガバナンス、モニタリング、管理、文書化に関する規律が含まれます。APIソフトウェア開発ライフサイクル (SDLC) 全体においては、APIライフサイクル管理のための堅牢なAPI管理プラットフォームが必要です。
Amazon API Gatewayは、HTTP、REST、WEBSOCKET APIをサポートするAPIライフサイクル管理用のフルマネージド型プラットフォームです。
企業がAPIレイヤーを組み込むことでビジネス機能をマイクロサービスに切り離していく中で、さまざまなユーザーに訴求する適切なアーキテクチャパターンの促進が必要不可欠になっています。適切なAPI戦略は、より大きなビジネスエコシステムから価値を活用する上での絶対的な利点を提供します。Amazon API Gatewayは、Amazonモニタリング、ロギング、セキュリティ、キャッシング、その他のソリューションを含むAWSクラウドのサービススイートと密接に統合されていて、モダナイズされたAWSのITランドスケープにおいて不可欠なコンポーネントとなっています。Amazon API Gatewayのサーバーレス・デベロッパー・ポータルは、社内、パートナー、サードパーティの開発者のニーズを満たすためのマネージドプラットフォームです。
TCSのAmazon API Gatewayサービスでは、企業におけるAPIの迅速な導入を支援してきました。当社ではAWSの移行とモダナイズに関する深い知識と、APIを有効にするための現在のワークロードの評価、導入ロードマップの提案、堅牢なDevOpsパイプラインとともに参照アーキテクチャのブループリントを提供するAmazon API Gatewayの専門知識と組み合わせてサービスに活用しています。TCSにはAmazon API Gatewayを実装した豊富な経験と、顧客のビジネスに関する業界固有のコンテキストに応じた豊富な知識があり、TCSのオープンバンキングAPIフレームワークは、銀行および金融サービス業界向けに設計されています。また、TCSはグローバル企業と提携し、Amazon API Gateway、ECS Fargate、DynamoDB、RDSを主要なサービスとして使用することで、サーバーレスでモダナイズされたランドスケープの実装に成功しています。
TCSサービスは、以下のベネフィットをもたらします。
TCSは、下記のような強みを有してます。