Amazon RDSによるデータ管理
比類のないデータベースパフォーマンスと可用性を確保
要約
企業がITアプリケーションを構築してビジネス上の問題を解決しようとするにあたり、基盤となるデータベースを効率的に管理する必要があります。
社内のリソースが限られていたり、管理システムが断片化されていると、データベース管理が非効率的になり、アプリケーションの市場投入までの時間が長くなることが多々あります。さらに、専用のサーバーとストレージで実行される従来のデータベースは、管理が煩雑で時間のかかる柔軟性のないエコシステムを作り出しています。
ほとんどの企業は、サイロで実行される複数のデータベースを使用し続けており、日々のデータベース管理、コンプライアンスチェック、およびセキュリティ管理が困難になっています。スケーラブルで安全なクラウドデータベース管理システムは、日常的な管理タスクを削減し、アプリケーションの市場投入までの時間を短縮します。これは、クラウドネイティブ環境の開発を加速化するために不可欠です。
TCSは、お客さまがデータベース管理ランドスケープをモダナイズして、拡張性、機敏性、革新性を向上させ、新しいサービスをより迅速に開始できるよう支援します。
TCSが開発した主要なアクセラレーターには、Database Engineering and Management Suiteと、フルマネージドEnterprise Cloud Platform Database-as-a-Service (ECP DBaaS) があります。また、移行フレームワークとは別に、クラウドデータベース用のツールやアクセラレーターもあります。TCSは、お客さまがSchema Conversion Tool (SCT) やDatabase Migration Service (DMS) などのAmazon RDSサービスを使用して、オンプレミスデータベースからAmazon Auroraなどのクラウドベースのデータベースに移行するのを支援してきました。
Amazon Auroraは、MySQLおよびPostgreSQLと互換性のあるフルマネージドのリレーショナルデータベースエンジンを備えた、リレーショナルデータベース as a Serviceとして提供されます。Amazon Auroraは、分散ストレージを備えたMySQLおよびPostgreSQLデータベースの高性能クラスターを提供します。 企業の要件に基づいて、Amazon Auroraは、読み取り専用クエリをサポートするデータベースクラスターとして15 Aurora レプリカまでスケールアップでき、レプリカを複数のアベイラビリティーゾーン (AZ) に配置して、グローバルディストリビューションを可能にします。Amazon Auroraは、サーバーレス機能を備えたストレージサブシステムと自動スケーリングを使用して、サーバーレスデータベースサービスとしても提供されます。
AWS上のTCSのデータおよび分析サービスは、企業を次のように支援します。