TCSは世界中の自動車業界のお客さまに対して、30 年以上に渡りエンジニアリングサービスを提供してきました。北米、英国、ヨーロッパ、中国、インド、日本において、40 を超えるグローバルな自動車メーカーおよび Tier1 部品サプライヤーをサポートしており、11,000 人を超える高度なスキルを持つエンジニアを擁します。
また、AUTOSAR、GENIVI、CHAdeMOといったグローバルコンソーシアム、日本国内では公益財団法人自動車技術会（JSAE）、 一般社団法人JASPAR、 一般社団法人Japan Automotive ISAC（J-Auto-ISAC）に加入しているため、お客さまにベストプラクティス、技術的知識および最新の技術ソリューションを提供することが可能です。
TCSは、お客さまのビジネス変革をともに実現するため、相互理解とパートナーシップをなによりも重視しています。
麻布台オフィス（日本TCS本社）では、共に創造し、グローバルの知見やスケールをお客さまの事業の成長に生かしていく場を実際に体験することができます。
オフィス内の「Automotive Experience Center」では、運転シミュレーターに実際に触れ、操作することで次世代自動車の運転/運転支援システムを体感できます。
*1 : データプラットフォーム、オンデマンド機能、コネクテッドサービス、OTAソフトウェア、リモート車両健康管理機能を含む
*2：中央集権型の高性能コンピューティングとコックピットドメインコントローラーを配備
「Envision」では、世界中の高度 IT人材とダイナミックにつながり、サービスやソリューションの説明、議論を行えます。
TCSは対話を通じて、お客さまが抱えている課題や挑戦したいことへの理解を深めていきます。
TCS IoT事業 シニアバイスプレシデント＆グローバルヘッド
レグーラマン（レグー）アヤスワミーは TCS IoT 部門を率い、企業のコネクテッド・デジタル・エンタープライズへの変革を支援。IoTと先進デジタル技術の活用でグローバル企業の新ビジネス機会創出や収益モデル構築を切り開く。TCS 独自の「Bringing Life to Things™」フレームワークによるビジネス価値主導型アプローチで、目的志向、レジリエンス、適応力を備える組織への変革を実現している。日本 TCS の取締役を務めるほか、IoTとIndustry 4.0 のさまざまな主要フォーラムにも参加。
日本TCS IoT & デジタルエンジニアリング統括本部 プロジェクトマネージャー
ソフトウェア会社で、組み込み系、オープンソース系、PLM、顧客情報管理系DBのソフトウェアを経験して、2010年4月に日本TCSへ入社、IOT＆DE(Auto)部門の電子電装EEアーキテクチャ領域でプロジェクトマネージャーとして横断軸で担当。SDV実現のための内製開発、アーキテクチャの革新に伴った評価手法の変革等のニーズや課題に対してコンサルティングおよび、最適なソリューションを提案する一方で、新規クライアントとのビジネスエンゲージメントも行っている。
自動車業界は、現在、お客さまの嗜好の進化 と コネクテッド、自動化、カーシェアリング、および電動化技術の進展により、重要な変革期を迎えています。
高性能コンピューティング、5Gへの接続、クラウドコンピューティングなどの最新技術の活用により、自動車業界は従来の電気機械的な枠組みから、ソフトウェア定義車両（SDV）の概念に代表されるソフトウェア中心のモデルへと根本的な転換期を迎えています。
ソフトウェアファーストのアプローチを採用、ECUプログラムの仮想化に注力、効率的なデジタルテストを可能にし物理的なハードウェアへの依存を減らします。
私たちの先進的なクラウドファースト戦略は、データ収集、処理、分析、収益化を可能にし、コネクテッドモビリティを強化します。TCSは、自動車開発の変革とパーソナライゼーションに生成AIを活用しています。
私たちのソリューションは、自動車業界を超えて、オフロード車、農業機械、産業機械、超小型モビリティ、および関連分野を含む幅広い分野に焦点を拡大しています。
TCSは自動車分野の専門知識と豊富なADAS開発の実績を持っています。
次世代のSDVを支える自動車業界向けエンタープライズ対応の 生成AIフレームワークソリューションとアクセラレータ
TCSはEV車開発おいて豊富な実績を持っています。
ソフトウェア 定義型車両（SDV）からのデータは、現代の車のエコシステムのバックボーンとなっています。
車両から生成される膨大なデータは、新しい価値創造の機会を与えてくれます。組織間システムおよびエコシステムプレーヤー間でのデータ資産の共有は、データ利用のギャップを埋め、新しいコネクテッドサービスの迅速な開発を可能にします。
TCSは、クラウドモダナイゼーション、データプラットフォーム、新興技術、異業種統合を進め、コネクテッドソリューションの導入を加速させる信頼できるテクノロジーパートナーです。
TCSは、世界の自動車メーカー様、Tier1部品メーカー様と協力して、ボディ、ADAS、インフォテインメント、パワートレイン、シャシーなどの各領域に対して、さまざまなアーキテクチャ、オペレーティングシステム、ミドルウェアの統合に関する専門知識を提供することにより、独自のソフトウェアプラットフォームを開発しています。
また、クロスドメインの調整と各ドメイン同士の通信を効果的に行うことにより、お客様の次世代の車両向けに、サービス指向アーキテクチャ（SOA）の開発を支援しています。 最新の開発手法を採用し、ISO26262やISO21434などの標準に準拠することにより、安全かつ確実な方法でソリューションを提供します。
コンセプト作成から製品開発まで、クルマのコクピット全体をカバー。
ソフトウェア・デファインド・ビークル（SDV）への移行に伴い、悪意のあるサイバー攻撃から車両のエコシステムを保護することが不可欠です。
TCSは、強力な車両ドメイン知識、SDVソリューションの構築における専門知識、および25年以上のグローバルなサイバーセキュリティ経験を活かし、先進的な脅威検出、安全な通信、リアルタイム監視を通じてSDVのセキュリティを強化するベストパートナーです。
進化するサイバー脅威に対し、自動車システムのセキュリティとレジリエンスを確保するため、積極的なソリューションを提供します。
クロスリアリティを取り入れ現実世界の問題を解決。
車両ヘルスマネジメントフレームワークは、車両から診断データにアクセスして収集することで車両の正常性を監視するための診断サービスとAPI を提供し、実際の問題と潜在的な問題に関する洞察を提供し、無線トラブルシューティング、操作、ソフトウェアの更新を可能にします。
クラウドネイティブのリファレンスアーキテクチャとクラシック診断アダプターをカプセル化します。AI と Generative AI ソリューションは、予測的かつインタラクティブな診断を容易にします。
TCSには、ボディ、クロージャー、インテリア、コックピットモジュール、エクステリア、照明、シート、シャシー、燃料システム、キャビンコンフォート、バッテリーパッケージ、エンジン、トランスミッションなど複数の車両システムの開発とテストに携わる3,000人以上の熟練したエンジニアを擁しています。
TCSの車両開発の経験は、個々の部品コンポーネント開発から車両全体の開発まで及びます。
TCSは、製品シミュレーションの領域で豊富な経験を持っています。コンセプト評価、基本的評価、性能目標の達成度評価、車両チューニングとテストを通じて、シミュレーション結果の高い精度を確保しています。
また車両開発ライフサイクル全体で、顧客のニーズをサポートするために、最先端のインフラストラクチャとラボ（HPCも対応可能）を所有しています。
TCSは、インドのゴアに独自の製造施設を持っており、世界中の自動車製品のプロトタイプ製造、パッケージング、および輸出が可能です。
TCSの製造施設は、2つのSMTライン、X線および光学検査機、BGAリワーク機、手動での組立装置を備えており、ソフトウェア開発活動を支援するプロトタイプの少量生産を行います。また製品のテスト、およびグローバル標準への認定、適合も可能です。
自動車業界がソフトウェア定義型車両（SDV）への移行を進める中で、TCSが次世代技術の導入をどのように支援しているのか。革新的な技術を結集した展示内容を、来場者の反応とともに紹介します。
