Cognitive automation solution ignio
生産現場にアジリティを
サービス / デジタルトランスフォーメーションサービス
生産現場にアジリティを
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自動化は、今日のIT環境運用効率化で重要な役割を果たしています。様々な企業が、アプリケーションとインフラストラクチャーの運用やバッチ処理、エンドユーザー端末管理にいたるまで、ITオペレーションのあらゆるプロセスを自動化しています。しかし、現在普及している自動化の8割が、スクリプトベースの厳格なもので、定型的な決められた命令を実行するロボット的な性質を持っています。すべての作業は、オーケストレーションエンジンにコード化され、プロセスとして渡されプロセスや基盤テクノロジー、ポリシーなどが変更されるたびに修正が必要となります。現実では6カ月単位で全面的な見直しが行われるため、自動化の維持やさらなる拡張が困難になっています。
さらにIT部門は、調査や判断、計画策定に分類される作業の自動化に向けて多大なリソースを費やしています。これらのタスクは本質的に非定型であり、ロボティクスやランブックオートメーションでは対応できません。当社の調査では、これらのタスクは全体の25%に過ぎませんが、全工数の70%を占めていることが分かりました。こうしたタスクの自動化を実現するために、TCSは人間の脳を模倣するコグニティブ・オートメーション・ソリューションであるignio™を開発しました。
ignioはTCSが蓄積した運用ノウハウと機械学習およびAI技術を組み合わせ、人間の作業方法を模倣するコグニティブオートメーションにより、定型・非定型を問わずオペレーションを自動化可能です。
• 学習
ignioはお客様のインフラ環境と各種ソフトウエアやアプリケーションなどの相関関係を把握します。その後、実際に各システムから送信されるデータを処理することで、さらにお客様のITシステム環境全体への理解を深めていきます。全体を見渡すことで、多次元的な観点から問題を特定することが可能になります。
•解決
ignioはお客様環境でインシデントが発生すると、自動的に根本原因分析を行い、問題が起きた領域を特定します。また、インシデント対応を自動で行うため、スマートなITオペレーションを実現します。さらに、インシデントの原因別に関連付け、同じ問題に起因するアラートが重複しないよう排除してくれるので、ユーザーやリソースの不必要に拘束せずにすみます。ignioは、お客様のIT環境全体を把握しているので、特定のビジネスプロセスやご要望にターゲットを絞ったフィードバックを提供するように設定することも可能です。
•予防
ignioはIT環境全体を把握している為、エラーが発生する前に、リスクやキャパシティ面での予防措置をプロアクティブに提案することが可能です。また、IT環境を変更した場合に、どの範囲まで、どのような影響を及ぼすのかを事前に把握することは困難です。専門家に依頼し影響をモデル化するために、多大な時間をかけることが一般的です。ignioはIT環境全体の相関関係を理解しており、こうした変更の影響を高い精度でシミュレーションします。そのため、システム変更による停止時間などを正確に可視化することができます。
当社は、これらの観点からignioの導入メリットに関する分析をお客様とともに実施し報告するサービスも行っています。詳細は以下お問い合わせ先からご連絡ください。
▶ Digitate社 Webサイト(英語サイトが開きます)