Press Release
2023年4月17日
TCSは人間中心のデザインシンキングのアプローチで、俊敏、共感的、生産的かつサステナブルなデジタルワークプレイスを顧客に提供
ニューヨーク|ムンバイ、2023年4月6日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、Gartnerの評価レポート「Magic Quadrant™ for Outsourced Digital Workplace Services (ODWS)」において、2年連続でリーダーの1社と位置付けられました。
本レポートで評価されたODWSプロバイダー17社の中で、TCSは「実行能力」において最も高い位置づけと評価されました。本レポートによると、「ODWSの主な目的は、統合されたユビキタスなデジタルワークプレイスサービスを従業員に提供し、エンゲージメント、生産性、デジタルスキルを高めて、組織のデジタルビジネス戦略をサポートすること」とされています。
TCS コグニティブビジネスオペレーション部門 グローバルヘッドのアショク・パイ(Ashok Pai)は、次のように述べています。
「境界のないワークプレイスの実現は、人間の創意工夫の可能性を最大限に引き出す絶好の機会をもたらします。企業は、従業員の体験とウェルビーイング(幸福)を高めながら、高度なコラボレーション、チームワーク、イノベーション、ビジネスの俊敏性を可能にするデジタルファーストかつ革新的なワークスペース運営モデルを適用しなければなりません。本レポートにおけるリーダーの1社への位置付けは、私たちのビジョンと、進化する顧客ニーズに対応する革新的かつ独自のデジタルワークプレイスソリューションの構築に対する継続的な投資の反映であるといえるでしょう」
TCSは、ワークプレイスサービスのバリューチェーンを網羅するコンサルティング主導の包括的なポートフォリオを提供し、セキュアボーダーレスワークスペース(Secure Borderless Workspaces: SBWS™)を活用し、優れたビジネス成果をもたらすタッチレス、インテリジェントかつ俊敏なデジタルオペレーションを実現しています。
TCSは、人のマシンの協働を支援するAI搭載の製品群である「TCS Cognix™ for Digital Workspace」を活用し、直感的、没入的、かつインテリジェントなワークスペースを構築し、従業員にとって働きがいのある職場環境の実現を目指す企業を支援します。複数のデジタル機能を統合し、ゼロタッチIT(Zero Touch IT)、次世代型ワークプレイス、従業員体験の向上を実現する上で、導入が容易でモジュール型かつ拡張性の高い様々な機能を搭載していることが特長です。ビジネスに価値をもたらすこのような機能の例としては、コグニティブなバーチャルアシスタント、エクスペリエンスアシュアランス管理、ユーザーセグメント分析、エンドポイントのプロアクティブな修復などがあります。
また、TCSのSmart Meetingsソリューションも、包括的なサービス、ライフサイクル全般にわたるサポート、グローバルな対応により、リモートワークの会議体験を変革する重要な知財です。
生産性を向上させる統合的なビジネスアプリケーション、ダイレクトルーティングを使用した音声システムの実現、会議体験、採用、24時間365日のマネージドサポートによるチェンジマネジメントなどが含まれます。
TCSはまた、Microsoft 365が使用されるパターン、目的、アクティビティ、地域に基づいて学習ジャーニーをキュレーションする、統合的でパーソナライズされ、ゲーム化された、テクノロジーの適用と学習のためのプラットフォームであるTCS Office 365 Engageなどのソリューションを通して、企業におけるデジタルワークプレイスの取り組みをシームレスかつ確実に実現するようサポートします。
さらには、アカデミア(学術界)、スタートアップ、テクノロジープロバイダーとのパートナーエコシステムも駆使しながら、お客さまのワークプレイスのイノベーションを加速させる支援に取り組んでいます。
ニューヨーク、ピッツバーグ、トロント、アムステルダム、東京に広がるコ・イノベーション(共創)のための拠点のネットワークである「TCS Pace Port™(ペースポート)」では、お客さまと密接に連携し、最も有望なイノベーションアイデアを迅速にプロトタイプ化・構築しています。また、これらの拠点で開催される「Innovation Showcase(イノベーションショーケース)」では、企業経営層に向けて、TCSのデジタルワークプレイスソリューションを個々のお客さまの状況に合わせて検討いただくための、優れた没入体験を提供しています。
TCS デジタルワークプレイス部門 グローバルヘッドのアショク・クリシュ(Ashok Krish)は、次のように述べています。
「人々が働く場は今、恒久的な転換点を迎えています。インフラ、アプリケーション、従業員体験など、今後の仕事のあり方を左右するさまざまな側面で劇的な変化が起きています。ハイブリッドワークモデルという現代のビジネス環境において、人間を中心に据えた、いつでもどこでも接続可能な、クラウドを活用したワークプレイスは、従業員のウェルビーイングの向上、ワークライフバランスの確立、人材や生産性の確保においてカギになります。人々のコラボレーション、知識の共有、意思決定、専門知識の活用を可能にするためのテクノロジーへの容易なアクセスは、今や事業の成功において重要なファクターとなっています。当社は独自の変革モデル、AI搭載のツール、個々のお客さまの状況に最適化したユーザー中心の変革ソリューションを通じて、ビジネス成果に向上をもたらすシームレスなワークプレイス変革を実現します」
以上
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Gartner, Magic Quadrant for Outsourced Digital Workplace Services, Daniel Barros et al., 13 March 2023
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タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、世界中の大手企業における変革の道のりを50年以上にわたり支援している、ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューション企業です。コンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用した、ビジネス、テクノロジー、エンジニアリングのサービスやソリューションを総合的に展開しています。これらをTCS独自のソフトウェア開発基準である「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCSは、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループの一員で、最高水準のトレーニングを受けた61万3,000人を超える人材を擁し、世界55カ国で事業を展開しています。2022年3月31日を末日とする会計年度の売上高は257億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、MSCIグローバル・サステナビリティ・インデックスやFTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細は、www.tcs.com をご覧ください。
※本資料は、2023年4月6日(現地時間)、米国・ニューヨークならびにインド・ムンバイで発表されたプレスリリースの日本語訳です。
発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
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