Press Release
2023年5月12日
従業員のウェルネス、職場のエクスペリエンスデザイン、XLAを中心とした包括的なサービスを主な強みとして評価
シンガポール | ムンバイ、2023年5月2日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、IDCのサービス評価レポート「IDC MarketScape for Asia/Pacific Intelligent Digital Workplace Services(IDWS)」でリーダーの1社と位置付けられました。
同レポートは、「IDCが接した顧客は、ワークプレイスに関するTCSのコンサルティングおよびアドバイザリーのケイパビリティ、プロジェクトの実行力、技術力、顧客サポート、さらには望ましいビジネス成果を実現する能力について高く評価している」、また、「TCSは、従業員のウェルネス(チェンジマネジメント、サステナビリティ、スキリング、デジタルウェルネス、ワークライフバランスなど)を重視し、職場のエクスペリエンスデザインから専用のXLA(エクスペリエンス レベル アグリーメント)に至るまで、IDWS(インテリジェントでデジタルな職場環境サービス)の主要なオファリングを幅広く提供し、顕著な実績を挙げている」と言及しています。
TCS コグニティブビジネスオペレーション部門 グローバルヘッドのアショク・パイ(Ashok Pai)は、次のように述べています。
「急速に進化するビジネスモデルとボーダーレスな職場環境が出現した今日、企業は最大の資産である従業員が活躍できるためのインテリジェントでデジタルな職場環境に投資することで、競争力を獲得できます。AIを搭載し、アナリティクス主導で高度にパーソナライズされたデジタルワークプレイスにより、従業員のエクスペリエンスとウェルネスを向上させ、それまで想像されなかったような職場環境の実現も可能になっています。今回、当社がリーダーの一社と評価されたことは、アジア太平洋地域のお客さまとのパートナーシップのもと、お客さまのデジタルワークプレイスの変革を推進するという当社のビジョン、戦略、コミットメントの証であるといえるでしょう」
TCSは、職場環境サービスのバリューチェーン全体にわたり、優れたビジネス成果をもたらすタッチレス、インテリジェント、かつアジャイルなデジタルオペレーションを可能にするコンサルティング主導の包括的なポートフォリオを提供しています。TCSは、人とマシンの協働を実現するAI搭載のソリューション「TCS Cognix™ for Workspace」(TCSコグニクス フォー ワークプレイス)を活用し、直感的、没入的、かつインテリジェントな職場環境を構築し、優れた従業員エクスペリエンスの実現を目指すお客さまを支援しています。
TCS Cognix for Workspaceは、複数のデジタルツールを統合し、ゼロタッチIT、次世代型の職場環境、従業員エクスペリエンス向上を実現する、モジュール型かつ拡張可能な機能を多数備えており、新たな価値を提供しています。こうした機能には、コグニティブバーチャルアシスタント、エクスペリエンスの強化・管理、ユーザーセグメント分析、エンドポイントにおけるプロアクティブな修復などが含まれます。
また、TCSは、包括的なサービス、ライフサイクル全体を網羅するサポート、グローバル対応により、リモート環境で勤務する従業員の会議体験を変革するソリューションを提供しています。生産性の向上をもたらすビジネスアプリケーション統合、ダイレクトルーティングを使用したエンタープライズボイスの実現、24時間365日のマネージドサポートによる導入および変更管理などが含まれます。
TCSは、「Microsoft 365」が使用されるパターン、役割、アクティビティ、地域に基づいて学習過程をキュレーション、パーソナライズし、ゲーム的要素を取り入れた導入と学習のためのソリューションを通じて、企業におけるデジタルワークプレイス構築を確実にしています。細部に取り入れられたゲーム的要素が、Microsoft 365のユーザーエクスペリエンスを高めています。
TCSはまた、アカデミア(学術界)、スタートアップ、テクノロジープロバイダーなどのパートナーとのエコシステムを駆使し、お客さまの職場環境イノベーションを加速させる支援を行っています。
ニューヨーク、ピッツバーグ、トロント、アムステルダム、東京に広がる共創ハブのネットワーク「TCS Pace Port™」(TCSペースポート)では、お客さまと緊密に連携し、将来性のあるイノベーション創出のためのアイデアを迅速にプロトタイプ化し、構築しています。これらのハブで開催されるイノベーションショーケースは、企業の経営層に、TCSのデジタルワークプレイスソリューションを個々の状況に応じて探求できる、最高の没入体験を提供しています。
IDC アジア太平洋 クラウド&ITサービスリサーチ アソシエイトリサーチディレクターのプシュカラクシュ・シャンバグ(Pushkaraksh Shanbhag)氏は、次のように述べています。
「TCSのデジタルワークプレイスサービスは、デジタルエクスペリエンス、IT運用、XLA、サービスデスクなど、ワークプレイスのさまざまな側面における分析主導型の成熟度評価、トラッキング、および改善に注力し、従業員のウェルネスについては、チェンジマネジメント、サステナビリティ、スキリング、デジタルウェルネス、ワークライフバランスを広範に網羅しています」
TCS デジタルワークプレイス グローバルヘッドのアショク・クリシュ(Ashok Krish)は、次のように述べています。
「ハイブリッドワークモデルという現在のビジネス環境において、先進的な企業は職場環境に関するテクノロジーを統合し、従業員主体の、いつでもどこでもアクセス可能な、クラウドを活用したワークプレイスを実現しています。こうした職場環境は、従業員の幸福感の醸成、ワークライフバランスの確立、人材の確保、生産性の最適化、さらにはビジネスの成功に欠かせない要素となっています」
以上
IDC MarketScapeについて
IDC MarketScape は、特定市場におけるICTサプライヤーの競争力の適応度を把握できるベンダー分析モデルです。調査方法として、定量的および定性的な評価基準に基づいた厳密な採点手法を用いています。調査結果は当該市場における各ベンダーの位置付けを示す、1つのグラフィックスによって図示されます。IDC MarketScape は、ICTベンダーの製品とサービス、ケイパビリティ(製品/サービス提供能力)、戦略、さらには現在および将来の市場における成功要因を比較可能とした明確なフレームワークを提供します。ITバイヤーはこのフレームワークを利用することによって、ICTベンダーの強みと弱みを包括的に把握できます。
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、世界中の大手企業における変革の道のりを50年以上にわたり支援している、ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューション企業です。コンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用した、ビジネス、テクノロジー、エンジニアリングのサービスやソリューションを総合的に展開しています。これらをTCS独自のソフトウェア開発基準である「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCSは、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループの一員で、最高水準のトレーニングを受けた61万4,000人を超える人材を擁し、世界55カ国で事業を展開しています。2023年3月31日を末日とする会計年度の売上高は279億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、MSCIグローバル・サステナビリティ・インデックスやFTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細は、www.tcs.comをご覧ください。
※本資料は、2023年5月2日(現地時間)、シンガポールならびにインド・ムンバイで発表されたプレスリリースの日本語訳です。
発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
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