東京、2024年3月18日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、TCSと三菱商事株式会社の合弁事業である日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社(日本TCS)の次期代表取締役社長にサティシュ・ティアガラジャン(Satish Thiagarajan)を任命したことを発表しました。これに伴い、代表取締役社長の垣原弘道は同職を退任し、同社取締役副会長に就任する予定です。2024年4月1日に行う同社取締役会の決議を経て、同日をもって正式に就任します。
垣原は、2014年7月の日本TCS発足時は副社長として、また2019年9月以降は代表取締役社長として当社の日本市場における成長に貢献してきました。
サティシュは、TCSグローバルにおいてアプリケーション開発やITインフラ構築、さらにサイバーセキュリティー部門の要職を担ってきました。グローバルの豊富な経験を経て、2019年11月、日本TCS 副社長に就任し、当社が日本において最も急速な成長を遂げるITサービス企業となる礎を築き上げました。
日本TCSは今年7月に発足から11年目を迎えます。深い専門知識と技術的専門性を組み合わせた独自のサービスモデルと、グローバルおよび地域におけるサービス実績を踏まえ直近の2年間は堅実な成長を維持しています。当社は、デジタル技術の知見を生かし、変革と成長のパートナーとなるべく、引き続き日本のお客さまに貢献していきます。
新社長 略歴
1989年、化学工学の技術学士号を取得後、Nagarjuna Fertilizers and Chemicals入社。1997年にCFA(米国証券アナリスト)とMBA(経営学修士)資格取得。TCSを含むさまざまな企業でキャリアを積み、アプリケーション、ITインフラ、サイバーセキュリティー領域のITサービスや変革支援を担う。グローバル企業のコンサルティングニーズに応えてきた経験に加え、アプリケーションやITインフラの大規模な変革プログラムをリードし、サービス変革をグローバルに推進。2019年11月に日本TCS チーフデリバリーオフィサー(CDO)に就任し、2022年4月、副社長執行役員 最高執行責任者(COO)を経て、2024年4月1日、代表取締役社長に就任(予定)。
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タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、世界中の大手企業における変革の道のりを55年以上にわたり支援している、ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューション企業です。コンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用した、ビジネス、テクノロジー、エンジニアリングのサービスやソリューションを総合的に展開しています。これらをTCS独自のソフトウェア開発のベンチマーク「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCSは、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループの一員で、最高水準のトレーニングを受けた60万3,000人を超える人材を擁し、世界55カ国で事業を展開しています。2023年3月31日を末日とする会計年度の売上高は279億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、MSCIグローバル・サステナビリティ・インデックスやFTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細は、www.tcs.comをご覧ください。