TCS、広範な成長を記録し、25年度を好調にスタート
- 売上高: 75億1,000万ドル、前年同期比3.9%増、恒常通貨ベースで4.4%増
- 全ての主要市場が連続成長へ回復、新興市場が非常に好調で2桁成長を記録、インド(前年同期比61.8%増)が成長を牽引
- ほぼ全ての産業分野で連続成長へ回復、製造(9.4%増)、エネルギー・資源・公共(5.7%増)、ライフサイエンス&ヘルスケア(4.0%増)が前年同期比の伸長を牽引
- 営業利益率: 24.7%、純利益率: 19.2%
- 従業員純増数: 5,452人、離職率はさらに低下し12.1% LTM
このページは、2024年7月11日(現地時間)、インド・ムンバイで発表されたプレスリリースの日本語訳です。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
▶ 原文は こちら
ムンバイ、2024年7月11日: ITサービス、コンサルティング、ビジネスソリューション企業であるタタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、Ind AS(インド会計基準)およびIFRS(国際財務報告基準)に基づき、2024年6月30日を末日とする四半期の連結決算を発表しました。
2024年6月30日を末日とする四半期の業績ハイライト
- 売上高: 75億1,000万ドルを記録、前年同期比で3.9%増、恒常通貨ベースで4.4%増
- 営業利益率: 24.7%増、前年同期比1.5%増
- 純利益: 14億4,000万ドル、前年同期比8.7%増、純利益率: 19.2%
- フリーキャッシュフロー: 13億4,000万ドル、純利益の92.8%
- 総従業員数: 60万6,998人、 従業員純増数: 5,452人
- ダイバーシティ&インクルージョン: 女性従業員比率は35.5%、従業員の国籍構成は151か国
- ITサービス人材の離職率: 12.1% LTM
- 1株当たり配当額: 10.00ルピー (基準日は2024年7月20日、支払日は2024年8月5日)
TCS CEO(最高経営責任者) 兼 マネージングディレクターのK.クリティヴァサン(K. Krithivasan)は、当四半期の事業を振り返り、次のように述べています。
「新年度に好調なスタートを切ったことを皆さまに報告でき、嬉しく思います。フランスに新設したAI専門のTCS Pace Port™(ペースポート)、米国のIoTラボ、ラテンアメリカ、カナダ、ヨーロッパのデリバリーセンターなどを通して、TCSはお客さまとの関係を拡大し、新興技術に関する新たなケイパビリティを創造するとともに、イノベーションへの投資も続けています」
TCS CFO(最高財務責任者)のサミール・セクサリア(Samir Seksaria)は、次のように述べています。
「当四半期は、例年通り昇給の影響を受けたものの、業務運営の効率向上に向けた取り組みが奏功し、営業利益率は好調に推移しました。引き続き、研究開発や人材への投資を適切に行い、収益率の更なる向上を目指すとともに、ステークホルダーの皆さまにとって長期的な価値を創造することに努めてまいります」
TCS 人事部門グローバルヘッドのミリンド・ラカド(Milind Lakkad)は、次のように述べています。
「例年通り、採用手続きが無事に終了したことをお知らせできて、嬉しく思います。従業員のエンゲージメントと能力開発に継続的に注力した結果、業界最高水準の定着率と業績を達成できました」
第1四半期の部門別ハイライト
産業分野別
産業分野
|
構成 (%)
|
Y-o-Y*
CC**成長率 (%)
|
Q1 FY24
|
Q1 FY25
|
銀行・金融・保険
|
32.5
|
30.9
|
(0.9)
|
小売・消費財向けビジネス
|
16.1
|
15.4
|
(0.3)
|
ライフサイエンス&ヘルスケア
|
11.0
|
11.0
|
4.0
|
製造
|
8.4
|
8.8
|
9.4
|
テクノロジーサービス
|
8.7
|
8.1
|
(3.9)
|
通信&メディア
|
7.0
|
6.2
|
(7.4)
|
エネルギー・資源・公共
|
5.5
|
5.6
|
5.7
|
その他の産業分野
|
10.8
|
14.0
|
37.7
|
合計
|
100.0
|
100.0
|
4.4
|
*前年比
**恒常通貨ベース
市場別
地域
|
構成 (%)
|
Y-o-Y*
CC**成長率 (%)
|
Q1 FY24
|
Q1 FY25
|
アメリカ
|
|
|
|
北米
|
52.0
|
49.5
|
(1.1)
|
ラテンアメリカ
|
2.0
|
1.9
|
6.3
|
欧州
|
|
|
|
英国
|
16.4
|
16.9
|
6.0
|
欧州大陸
|
14.9
|
14.4
|
0.9
|
アジア太平洋
|
7.8
|
7.8
|
7.6
|
インド
|
4.9
|
7.5
|
61.8
|
中東・アフリカ
|
2.0
|
2.0
|
8.5
|
合計
|
100.0
|
100.0
|
4.4
|
*前年同期比
**恒常通貨ベース
サービス分野別:お客さまは、生成AIやIoTといった次世代技術を活用して製品やサービスをスマート化し、生産性を向上させることに優先的に取り組みました。
主要な契約締結につながったテーマは、運用モデルの変革、ベンダー統合、レガシーシステムのモダナイゼーション、M&A、カスタマーエクスペリエンス(CX)、デジタルな職場環境サービス、エンジニアリング&研究開発、IDおよびアクセス管理、AIや生成AIに関する取り組みなどでした。
AI.クラウド、サイバーセキュリティ、エンタープライズソリューションが当四半期の成長を牽引しました。
AI、IoT、およびデジタルエンジニアリングに特化した新しいラボ、センター・オブ・エクセレンス(CoE)、そしてデリバリー・センターを立ち上げました。また、エンジニアリング&研究開発(公益事業、プロセス産業、一般消費者向け製品)、サイバーセキュリティ(クラウドワークロード、エンドポイントセキュリティ、脅威インテリジェンス、サイバー攻撃対応サービス)、AIおよび生成AI、eコマースプラットフォーム、公共事業向けビジネスコンサルティング、エンタープライズ・インテグレーション・サービスといった分野で新たなパートナーを獲得し、パートナーシップとアライアンスのエコシステムをさらに拡大しました。私たちが提供するあらゆるサービスにおいて、世界的に高い評価を受け続けています。
- AI.クラウド: AIを活用したクラウドの導入に優先的に取り組むお客さまが引き続き増えており、堅調に成長を続けています。当四半期は、270件以上のAIや生成AIに関する契約が新規に締結されるなど、既に進行中です。無事本番稼動をスタートさせた案件には、価格戦略のダイナミックな実行、製品品質の向上、CXの変革とビジネスオペレーションの大幅な生産性向上、ソフトウェア開発とIT運用などが含まれます。TCS AI WisdomNext™(ウィズダムネクスト)も新たに立ち上げました。これは、複数の生成AIサービスを単一のインターフェースに集約し、企業が次世代技術を効率的に、規制を遵守しながら、迅速かつ大規模に導入できるようにするプラットフォームです。TCSは現在、「Google Cloud Generative AI Services Specialization(Googleクラウド生成AIサービススペシャリゼーション)」のローンチパートナーです。また、GoogleとMicrosoftの代表的なイベントでいくつもの賞を受賞しました。
- サイバーセキュリティ: サイバーセキュリティ・サービスは当四半期も引き続き力強い伸びを示しました。お客さまは、ネットワークセキュリティ、IDおよびアクセス管理のモダナイゼーション、リスクへの挑戦およびコンプライアンス、クラウドセキュリティに優先的に取り組んでいます。また、セキュリティ運用の変革、ランサムウェアに対するレジリエンス強化、安全な生成AI、攻撃対象領域(アタックサーフェス)の管理などの分野が、各市場における成長を牽引しています。また、当四半期は、提供するサービスやパートナーシップを大幅に拡大することができました。
- エンタープライズソリューション: お客さまは、デジタルコア、ERPのモダナイゼーションに引き続き注力しました。サプライチェーンの最適化、請求システムのモダナイゼーション、持続可能性、販売やサービスチャネルの再構築などのソリューションの導入によりビジネス運用やCXに変革をもたらすことを目的に、TCSと提携しています。生成AIは、業界を問わず注目されている分野です。TCS独自の変革実現のためのアプローチと文脈的知識*、そしてTCS Crystallus™(クリスタラス)をはじめとする業界に特化した事前構成済みのソリューションで、私たちはお客さまの成長と変革への道のりを加速させています。今後もこうした分野への投資を続け、パートナーと綿密に連携してサービスを提供する当社独自のアプローチをより強化していきます。
*Contextual Knowledge(コンテクスチュアル・ナレッジ): お客さまが置かれた様々な状況において適用すべき最適な知見。
- IoT&デジタルエンジニアリング:お客さまは、IoTを活用したデジタル変革(DX)とエンジニアリング&研究開発に注力しています。コネクテッドプラント、コネクテッドサービス、工業製品エンジニアリングのDXなど。成長を牽引しているに高い需要がありました。成長を牽引している主なサービスは、製造実行/**システム(MES)、スマート製造システム、コネクテッドプラットフォームサービス(IoT)、電気自動車&ソフトウェア定義車両、エネルギー管理を含むサステナビリティなどです。コネクテッドデバイスや製造におけるIoTを活用した変革が、産業用AIとともに拡大しています。
- コグニティブビジネスオペレーション:当四半期は、ビジネスプロセスサービスやインフラストラクチャサービスに高い需要が見られ、複数の大型案件をはじめ好調な受注を記録しました。主なテーマは、M&A、運用モデルの変革、ビジネスプロセスのデジタル化、ベンダーの統合でした。TCSは、デジタルな職場環境、自動化、ネットワークの変革、業績分析、CXの変革に関する大型契約を締結しました。ignio™(イグニオ)、Cognix™(コグニクス)、マシンファースト・デリバリーモデル™(MFDM™)といった最新技術を駆使して変革を実現するTCSのアプローチが高く評価されています。
- TCSインタラクティブ: TCSの双方向サービスは、当四半期に複数のサービスで好調な伸びを示しました。さまざまなチャネルに関する当社のケイパビリティが大きく評価されました。AdAge(アドエイジ)誌により、世界のエージェンシーのトップ30にランクインし(13位)、デジタルエージェンシーのトップ4にも選ばれました。POSSIBLEでは当社のケイパビリティを紹介し、Canne Lions(カンヌライオンズ)ではIRGとの提携により史上初のCMO(最高マーケティング責任者)とCIO(最高情報責任者)の共同調査を開始しました。
主な契約案件
- Xerox(ゼロックス)とのパートナーシップを拡大し、簡素化され、サービスやソフトウェア主導型の組織へと進化するために計画されたエンドツーエンドの変革プログラムを通して、アジャイル(俊敏)でクラウド主導型の新たな運用モデルを開発します。TCSは、ゼロックスのテクノロジーサービスを統合してビジネス成果を向上させ、複雑なレガシーデータセンターをAzureパブリッククラウドに移行し、クラウドベースのデジタルERPプラットフォームを導入してビジネスプロセスを変革し、生成AIを業務に取り入れて持続可能な成長を推進します。
- インド初の量子ダイヤモンドマイクロチップイメージャ(撮像装置)をインド工科大学(IIT)ボンベイ校と共同開発しました。これは先進的なセンシングツールで、半導体チップの検査においてこれまでになく高い精度を実現し、チップの故障を減らし、電子機器のエネルギー効率を改善する可能性を秘めています。本プロジェクトは、インド政府の「National Quantum Mission(国家量子ミッション)」(インドを量子技術の世界的リーダーとして位置付ける構想)に沿ったものです。
- 米国オハイオ州シンシナティにBringing Life to Things™ラボを開設しました。AI、生成AI、IoTのエンジニアリングソリューションに関して、迅速なプロトタイピング、実験、大規模な実装をサポートし、お客さまが革新的なソリューションをより迅速かつ効率的に実現できるよう支援します。このラボでは、TCS Clever Energy™(クレバーエナジー)、TCS Digital Manufacturing Platform™(デジタル製造プラットフォーム:DMP)、TCS Digifleet™(ディジフリート)といった包括的なIoTソリューションの活用を推進します。
- クウェートの大手商業銀行であるBurgan Bank(バーガン銀行)は、CXを再構築し、地域における金融業の先駆者としての地位を強化する最新のコアバンキングソリューションを開発することを目的に、TCS BaNCS™(バンクス)を採用しました。TCS BaNCSの導入により、同銀行は、複数の孤立したレガシー・アプリケーションを、イノベーションを推進し、顧客との関係を強化する近代的なユニバーサルバンキングソリューションに統合します。これは、TCS BaNCSのデジタルバンキングとコアバンキング、支払処理、資産管理、およびCRM、財務報告、リスク報告、コンプライアンスなどのソリューションを事前構築した統合ソリューションです。
- フランス・パリに人工知能(AI)に特化したグローバルAIセンター・オブ・エクセレンス(CoE)を設立し、主にブレイン・マシン・インターフェイス、マシンの共感性、AIの創造性の開発に取り組みます。当センターは、TCSのスタートアップ企業、学術界、研究機関とのグローバル・エコシステムを活用し、フランスの企業に世界トップクラスのケイパビリティをもたらします。対象分野には、フランスの国家投資計画「フランス2030」の「National Strategy for AI(AI国家戦略)」に記載されている主要優先事項のいくつかが含まれています。
リサーチ&イノベーション
2024年6月30日現在、TCSは当期に出願した154件を含め、8,194件の特許を出願中で、当四半期に取得した227件を含め、これまで4,146件の権利を取得しています。
人材関連
2024年6月30日時点で、TCSの総従業員数は60万6,998人となりました。従業員は引き続き多様性に富み、出身国は151カ国に渡り、女性従業員比率は35.5%となりました。
従業員は、現在までに1,100万時間の学習時間を記録し、獲得した専門スキルは、120万に達しました。ITサービス部門の過去1年の離職率は12.1% LTMでした。
受賞歴
- Kantar BrandZの「Most Valuable Global Brands(最も価値あるグローバル・ブランド)」レポートで「トップ50」ブランドに選出されました。過去1年間でTCSのブランド価値は7%成長し、447億9,000万ドルに達しました。
- LinkedInの「Top Companies to Work for in India 2024(2024年インドで最も働きがいのある会社)」ランキングで首位を獲得しました。LinkedInの「Top Companies to Work for(英国およびスイスで最も働きがいのある会社)」リストでも取り上げられました。
- Forbes Spain(フォーブス・スペイン版)誌の「100 Best Companies to Work for in Spain in 2024(2024年スペインで最も働きがいのある会社100社)」に2年連続で選出されました。
- 米国で「50 Most Community-Minded Companies(最も地域社会に貢献している企業50社)」の1社に選ばれました。
- TCS North Americaが、「Golden Bridge Awards 2024(ゴールデン・ブリッジ・アワード2024)」で、「Outstanding Employee Engagement Strategy(優れた従業員エンゲージメント戦略)」部門の金賞、およびDiversity achievement and capability enhancement through mindset shifts(ダイバーシティの成果とマインドセット転換によるケイパビリティ向上)が評価され「Achievement of the Year in Diversity(多様性の実現)」部門の銀賞、計2部門を受賞しました。
- TCS CodeVita(コードヴィタ)が、Business Worldより、「Business World Merit Award 2024(2024年ビジネスワールドメリットアワード)」で、「Persistent Long Running Campaign(持続的かつ長期的取り組み)」部門を受賞しました。
- 「FICO Partner Awards 2024(2024年FICOパートナーアワード)」で、業界における高い専門性が評価され、「Global System Integrator Award(グローバルシステムインテグレーターアワード)」を受賞しました。
- ポルトガル・リスボンで開催された、Shared Services and Outsourcing Networking(SSON)主催の「24th Annual European Impact Awards(第24回年間欧州インパクトアワード)」で、「BPO Service Provider of the Year Award(ビジネスプロセスアウトソーシング・サービスプロバイダー・オブ・ザ・イヤー・アワード)」を受賞しました。
- Inspiring Workplaces Group主催の「North America’s Top 100 Inspiring Workplaces(北米の魅力的な職場)」において、TCSの「人を第一に考える」アプローチが評価され、6位にランクインしました。
- CRN誌の「Annual Solution Provider 500 (ソリューション・プロバイダー500)」リストで、北米で2位にランクインしました。
- Automation Anywhere(オートメーション・エニウェア)社より、「Social Impact Partner of the Year(社会に影響を与えたパートナー)」賞を受賞しました。
- FinanceAsiaの「Best Companies Poll 2024(2024年最優秀企業ランキング)」の「Most Committed to ESG(ESGに最も熱心な企業)」と「Most Committed to DEI(多様性、公平性、包括性の実現に最も熱心な企業)」部門で金賞を受賞しました。
- The Pinnacle Group International(TPGI)主催の「16th Annual Global CSR & ESG Summit and Awards(第16回グローバルCSR&ESGサミット&アワード)」において、「Best Country Excellence – Thailand (ベスト・カントリー・エクセレンス-タイ)」と「Best Country Excellence – Philippines(ベスト・カントリー・エクセレンス-フィリピン)」のプラチナ賞を受賞しました。
- アイルランド・レタケニーにあるTCSグローバルデリバリーセンターで優れたエネルギー効率を実現したとして、アイルランドのClimeaction主催の「Business & Finance ESG Awards(ビジネス&ファイナンスESGアワード)」で、「Energy Efficiency Initiative Award(エネルギー効率向上への取り組み)」を受賞しました。
- ラテンアメリカの若手人材登用に取り組む企業を対象としたDCHの年間ランキングで首位を獲得しました。
- 「2024 Google Cloud Partner of the Year(2024年Google Cloudパートナー・オブ・ザ・イヤー)」で、アジア太平洋地域の「Global Expansion(グローバル展開)」、「Data Management(データ管理)」、「Talent Development(人材開発)」の3部門を受賞しました。
- デンマークとカナダで「GSI(Global System Integrator)Microsoft Partner of the Year Award(グローバルシステムインテグレーターMicrosoftパートナー・オブ・ザ・イヤー)」を受賞しました。
- TCS Ultimatix DevOps Center of Excellence (CoE)(アルティマティクスDevOps(デブオプス)センター・オブ・エクセレンス(CoE)が、「DASA DevOps Awards 2024(2024年DASA DevOpsアワード)」の「DevOps Transformation Team(DevOps変革チーム)」部門を受賞しました。
- 「2024 IBM Partner Plus Awards(2024年IBMパートナー・プラス・アワード)」で、アプリケーション、ワークフローの自動化、ビジネス価値の向上を通じてAIが与える影響を拡大・加速させたことが評価され、「AI for Business(ビジネスにおけるAI)」部門のアジア・太平洋地域賞を受賞しました。
以上