PRESS RELEASE
2025年1月23日
イノベーティブな企業文化、AIや次世代テクノロジーへの継続的な投資、グローバルで拡大を続けるプレゼンス、戦略的なソートリーダーシップが評価され、Brand Financeの「IT Services 2025」ランキングで確固たる地位を確立
このページは、2025年1月21日(現地時間)、スイス・ダボスならびにインド・ムンバイで発表されたプレスリリースの日本語訳です。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
▶ 原文は こちら
スイス・ダボス|インド・ムンバイ、2025年1月21日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、ブランド価値が213億ドルを突破して世界第2位のITサービスブランドとなり、大きなマイルストーンを達成しました。2010年の23億ドルより、15年間でブランド価値が826%成長し、ITサービス業界のリーダーとして確固たる地位を築きました。これは、イノベーション、顧客満足、および戦略的マーケティングに継続的に投資してきた結果といえます。
Brand Finance最高経営責任者(CEO)兼 会長のデイビッド・ヘイ(David Haigh)氏は、次のように述べています。
「ブランドファイナンスでは、約20 年間にわたってTCSのビジネスを追ってきましたが、同社がビジネスを革新し続け、世界を舞台にブランドを展開している様子にはいつも感心させられます。ブランド価値の向上に一貫して注力してきた結果、200 億ドルの大台を突破して業界第2位となり、マイルストーン達成の年となりました。誇りを持ってブランドを推進している 60 万人のTCSの皆さん、この度はおめでとうございます」
TCS は、複雑な課題を解決する高度なテクノロジー・ソリューションを提供し、グローバル企業の信頼できるパートナーとして、独自のポジションを一貫して示してきました。
TCS のイノベーションへのコミットメントは、AI分野におけるリーダーシップに顕著に現れています。TCS は、AI主導のソリューションによる業務の最適化と顧客体験の向上のみならず、倫理的で長期的な影響を最も重視しています。また、イノベーションと並んで顧客満足度を重視していることも、TCSの現在のポジションを確固たるものにしています。2024 年、TCSはWhitelane Research(ホワイトレーンリサーチ) により、顧客ファーストのアプローチと優れた実績が認められ、ヨーロッパのITサービスプロバイダーで顧客満足度首位を獲得しました。
TCSは、顧客満足度と同様に、サステナビリティ(持続可能性)への取り組みにも注力しています。例えば、デジタルツインのテクノロジーを駆使してプラントや商業施設のCO2排出量を削減したり、ロールス・ロイス(Rolls Royce)と連携して世界初の水素燃料航空機エンジンを開発したり、サステナビリティの分野でもイノベーションの推進に取り組んできました。
TCSチーフマーケティングオフィサー(CMO)のアビナヴ・クマール (Abhinav Kumar)は、次のように述べています。
「ダボスで開催される世界経済フォーラム(WEF:World Economic Forum)とともに2025年を迎えるにあたり、TCSブランドが重要な節目を迎え、業界トップクラスの地位を確立できたことを、大変嬉しく思います。TCSは、15年間にわたりWEFの戦略的パートナーを務めています。この間、TCSのブランド価値は9倍近く成長し、イノベーションにおけるリーダーシップ、複雑なテクノロジーを実現する世界最高水準のケイパビリティ、およびお客さまとの長期にわたる価値あるパートナーシップで、世界的に知られています。この栄えあるブランド価値を、日々誇りを持って築き上げ、磨き上げてくれている数十万人の社員に感謝しています。私たちは今後も全員で、長期的な視野に立って、ブランド価値の向上に取り組んでいきます」
TCS はより優れたマーケティングの開発に注力し、ブランドの認知度を高め、世界的なリーチを獲得してきました。また、世界で最も名高く大規模なアボット・ワールドマラソンメジャーズ(Abbott World Marathon Majors)のうちの、ニューヨーク、ロンドン、ボストン、シカゴ、そして今年から新たに加わったシドニーの5大会をはじめとして、14 の主要なマラソンの世界大会のスポンサーを務めており、毎年 60 万人を超えるランナーが参加しています。また、Future Athlete Project (未来のアスリートプロジェクト)などの取り組みを通して、高度なデジタル・ツインのテクノロジーを駆使し、心臓の機能をモニタリングしてアスリートのパフォーマンスを向上させるとともに、健康改善、ウェルネス向上、コミュニティ発展の取り組みにも注力しています。
TCS は、世界初の完全電気自動車レースシリーズであるABB FIA フォーミュラE 世界選手権(ABB FIA Formula E World Championship)に参戦するJaguar TCS Racing(ジャガーTCSレーシング)とも提携しています。このコラボレーションでは、持続可能なテクノロジーにおけるイノベーション推進と、電気自動車の発展に取り組んでいます。さらに、何年にもわたり、主要なお客さま向けサミット、産業展示会、技術提携を通じて世界数千社のお客さまと関わり合い、今日のダイナミックに移り変わる環境に企業がより適応できるよう支援してきました。
TCS は、AIや電気自動車(EV)などの分野で徹底的な調査を実施し、ソートリーダーシップを発揮してさらなる独自のポジションを構築しています。「TCS AI for Business Study(ビジネスにおけるAI活用についての調査)」では、AI のもたらす影響について評価し、さまざまな分野でAIがどのように適用されているかを報告しています。また、「TCS Future-Ready eMobility Study 2025(2025年次世代型eモビリティ調査)」では、輸送業界の未来を形づくるトレンドについてリサーチしています。
以上
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、世界中の大手企業における変革の道のりを50年以上に渡り支援している、ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューション企業です。コンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用した、ビジネス、テクノロジー、エンジニアリングのサービスやソリューションを総合的に展開しています。これらをTCS独自のソフトウェア開発基準である「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCSは、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループの一員で、最高水準のトレーニングを受けた60万7,000人を超える人材を擁し、世界55カ国で事業を展開しています。2024年3月31日を末日とする会計年度の売上高は290億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、MSCIグローバル・サステナビリティ・インデックスやFTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細は、www.tcs.comをご覧ください。