イノベーションの推進、お客さま中心のアプローチ、人材を第一とする企業文化への取り組みにより、急速に変化するビジネス環境の中でリーダーシップを強化してきたことが評価
このページは、2025年2月18日(現地時間)、米国ニューヨークならびにインド・ムンバイで発表されたプレスリリースの日本語訳です。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
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ニューヨーク|ムンバイ、2024年2月18日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、フォーチュン(Fortune®)誌の2025年版「World’s Most Admired Companies™(世界で最も賞賛される企業)」の1社に選出されました。お客さま中心のアプローチでイノベーションを推進して長期にわたり価値を提供してきたことや、人材を第一とする強力な企業文化を醸成し、AIをはじめとした次世代の技術力を強化してきたTCSのケイパビリティが評価され、選出に至りました。
企業評価のベンチマークとして広く認知されているフォーチュン誌の「World’s Most Admired Companies™(世界で最も賞賛される企業)」リストは、3,300 人以上の企業経営者や取締役、金融アナリストへの包括的な調査に基づき発表されるもので、さまざまな業界から650社が評価されています。フォーチュン誌は、20 年以上にわたって世界的なコンサルティング会社であるコーンフェリー(Korn Ferry)と提携し、毎年このランキングを作成しています。各企業は、革新性、グローバルな事業運営の有効性、人材の採用・育成・維持能力、コミュニティや環境に対する責任など、さまざまな基準で評価されます。
フォーチュン誌 編集長のアリソン・ションテル(Alyson Shontell)氏は、次のように述べています。
「フォーチュン誌は、本年の『World’s Most Admired Companies(世界で最も賞賛される企業)』に掲載されたすべての企業を表彰できることを誇りに思います。選出された企業はいずれも印象的なケイパビリティを発揮しており、今回の評価は、厳しいグローバルビジネス環境において高い基準、レジリエンス(回復力)、ビジョンを有していることの証といえるでしょう」
TCSが選出されるに至った主な要因は、独自のアプローチ、グローバルの知見、リサーチ力、知的財産、さらに、お客さま、パートナー、スタートアップ企業、学術機関を結集して次世代ソリューションを共同開発するパートナーエコシステム「TCS Co-Innovation Network™(TCS COIN™)」を活用した、「TCS Pace™(ペース)」によるイノベーションです。最近では、「TCS Pace Port™(ペースポート)」の拠点をロンドン、パリ、ストックホルムでも拡大し、その数は12拠点になりました。これにより、共創のためのアプローチはより強化され、AI、ロボティクス、新興技術におけるイノベーションはさらに加速していきます。
TCS North America プレジデントのアミット・バジャジ(Amit Bajaj)は、次のように述べています。
「今回の評価は、TCS のイノベーション創出に対する姿勢、お客さまを中心に据えたアプローチ、優れた人材を惹き付け、維持する能力、そしてお客さまに向けて価値の高いビジネス変革を推進してきた実績を証明するものといえるでしょう。組織が絶え間ないディスラプション(破壊的変化)に直面する中で、TCSは企業がテクノロジーを活用して長期的な成長とレジリエンス(回復力)を強化し、“いかなる時代にも適応できる企業”に変革できるようサポートしています」
TCS は、デジタルイノベーションの枠を超えて、産業活動や商業活動における炭素排出量の削減に寄与する取り組み(デジタルツインなど)を通じてサステナビリティを推進しています。例えば、ロールス・ロイス(Rolls-Royce)とは、世界初の水素燃料航空機エンジンを共同開発し、より持続可能な未来を築くという TCS の取り組みを強化しています。
急速な技術革新、サプライチェーンにおけるディスラプション、消費者のニーズの変化に象徴されるこの時代に、企業が市場で優位に立つためには、継続的な変革と適応力が必要です。TCS は、世界の大手企業と提携し、こうした複雑性が増す中で、AI、クラウド、サイバーセキュリティ、自動化、高度なコンピューティングにおける最先端のデジタルソリューションを活用し、成長を加速させるとともにレジリエンス(回復力)を強化しています。TCS が多くのお客さまと共にフォーチュン誌のリストに名を連ねていることは、ビジネス変革の戦略的推進者としての役割を果たしている証といえるでしょう。
また、今回の評価は、人材を第一に考えるTCSのアプローチの証ともいえます。今年、TCS は、人材に関して優れた取り組みを実践してきた企業を評価する世界的な組織であるTop Employers Institute から、会社全体として初めて「Top Employer(トップ・エンプロイヤー)」の認定を受け、大きなマイルストーンを達成しました。この賞は、世界の主要地域において、一貫して優れた職場環境への取り組みを実践している企業に授与されるもので、ごく少数の企業が選ばれる名誉ある賞です。さらに、2025年の「Global Top Employer(グローバル・トップ・エンプロイヤー)」にも選ばれ、10年連続受賞の栄誉にもあずかりました。こうした優れた実績を礎に、TCSは今後も優秀な人材を惹き付け、維持するとともに、TCSの従業員は、イノベーションとビジネスを成功に導く重要な原動力であり続けるでしょう。TCSは従業員満足度を重視し、スキル向上のためのさまざまな取り組みを通じて、AIに精通した人材基盤の構築にも注力しています。
TCS のITサービス業界におけるリーダーシップは、さまざまな業界アナリストや市場ランキングで高く評価されています。本年初には、TCSのブランド価値が 200 億ドルを超え、英国のブランド価値評価機関Brand Finance(ブランドファイナンス)の「2025 IT Services Rankings (2025 年 IT サービスランキング)」で、グローバルITサービス企業として200億ドルのマイルストーンを達成した2 番目の企業となりました。
以上
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、世界中の大手企業における変革の道のりを50年以上に渡り支援している、ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューション企業です。コンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用した、ビジネス、テクノロジー、エンジニアリングのサービスやソリューションを総合的に展開しています。これらをTCS独自のソフトウェア開発基準である「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCSは、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループの一員で、最高水準のトレーニングを受けた60万7,000人を超える人材を擁し、世界55カ国で事業を展開しています。2024年3月31日を末日とする会計年度の売上高は290億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、MSCIグローバル・サステナビリティ・インデックスやFTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細は、www.tcs.comをご覧ください。