Press Release
2018年8月30日
ニューヨーク | ムンバイ、2018年8月30日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、世界の製造業のカスタマーエクスペリエンスの「IT戦略コンサルティング」および「システムインテグレーション」に着目したIDCの2つの「IDC MarketScape」レポート(*1)で「リーダー」の評価を獲得しました。
IDC MarketScape: Worldwide Manufacturing Customer Experience IT Strategic Consulting 2018 Vendor Assessmentレポートは、TCSを次のように評価しています。
「今回の評価を通じて、イノベーションアクセラレータを活用したカスタマーエクスペリエンスの構築、さらにカスタマーエクスペリエンス向上や製造業に関する知見を備えたスタッフによる豊富な実績といったTCSの強みが浮き彫りになりました。TCSは非IT企業向けのカスタマーエクスペリエンス向上プロジェクトの支援において卓越した実績を有しており、それらの顧客企業と協力し、テクノロジーがカスタマーエクスペリエンスの向上にもたらす戦略上のインパクトを見出す能力に優れていることが分かります」
TCS エグゼクティブバイスプレジデント(EVP) 兼 製造業向けソリューション部門グローバルヘッドのミリンド・ ラカド(Milind Lakkad)は次のように述べています。
「“Business 4.0™”の世界において一歩先を見据える製造企業は、自社が置かれた状況に沿ったサービスやより価値の高いカスタマーエクスペリエンスを提供しようと、『つながる製品』、『つながる経営』、『つながる顧客』に注目しています。今回のリーダー認定の取得は、TCSがこれらの分野のケイパビリティの拡充に努めてきたこと、さらにTCSのカスタマーエクスペリエンス関連のオファリングやその戦略の根底にある“Business 4.0™”のビジョンを、あらためて裏付けるものといえるでしょう」
TCSは「フォーチュン500」に名を連ねる製造企業の3分の1をはじめ、世界の主要な製造企業のパートナーとして、それらの企業に向けてビジネスイノベーションを積極的に取り込み、成長や変革へ取り組むことを支援しています。製造業界の専門知識やビジネスの知見、変革のケイパビリティを活用し、デジタル化の戦略をはじめ、eコマースの変革、フロントオフィスの変革、アナリティクスとインサイト、デジタルマーケティング、カスタマーポータル、コンタクトセンター、カスタマージャーニーの演出にいたるまで、カスタマーエクスペリエンス・マネジメントを支える包括的なサービスおよびオファリングのポートフォリオを展開しています。
業界に精通したスペシャリストや実践的な専門知識を持ったカスタマーエクスペリエンス向上のエキスパートと、TCSが擁する世界各地のデザインスタジオに従事するデザイナー・チームは緊密に連携し、次世代のカスタマーエクスペリエンス・マネジメントソリューションを構築します。さらに、ビッグデータ・アナリティクス、モバイル、ソーシャル、AI、ロボティクス、クラウドなどのデジタル技術も駆使し、グローバル企業の新たなカスタマーエクスペリエンス・ジャーニー構築を支援しています。また、拡張現実(AR)・仮想現実(VR)、AI、IoT、ナチュラル・ユーザーインターフェースといったイノベーションアクセラレータは、エンドユーザーが感じている状態を把握し、全体としてより優れたカスタマーエクスペリエンスを実現する上で、大きな力を発揮します。
*1 | IDC MarketScape: Worldwide Manufacturing Customer Experience IT Strategic Consulting 2018 Vendor Assessment and Worldwide Manufacturing Customer Experience Systems Integration 2018 Vendor Assessment, Heather Ashton著 2018年2月発行 |
さらに、ミリンド・ラカドは加えて、次のように述べています。
「TCSの深い業界知識や包括的なサービスポートフォリオやアクセラレータへの積極的な投資、イノベーションに対する継続的な取り組みが、TCSを“Business 4.0™”の視点でカスタマーエクスペリエンスのあり方を再考するお客様から選ばれるパートナーたらしめています」
IDC MarketScapeについて
IDC MarketScapeは、特定の市場におけるICTベンダーの競争力の適応性を把握することを目的としたベンダー分析モデルです。定量、定性の基準に基づく厳密な手法を用いてベンダー評価を行い、調査対象市場における各ベンダーの位置付けをひとつのグラフ上に提示します。IDC MarketScapeは、ICTベンダーの製品とサービス、ケイパビリティと戦略、現在および今後の市場における成功要因を有意に比較できる明確な枠組みを提供しています。一方、ITユーザー側は、この枠組みを通じ、各ITベンダーの強みと弱みを全方位的に把握できます。
IDC MarketScapeの詳細については、www.idc.com/MarketScape/index.jsp をご覧ください。
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズは、革新的かつ業界最高水準のIT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューションを世界中の大手企業に向けて提供し、その変革への道のりを支援している、ITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCS はコンサルティングを基盤とし、コグニティブテクノロジーを活用したBPS、エンジニアリング・サービスやソリューションを総合的に展開しています。これらを卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS 独自の「ロケーション・インディペンデント・アジャイル・デリバリー・モデル(Location Independent Agile Delivery Model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCS は世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループに属し、最高水準のトレーニングを受けた40万人を超える人材を擁し、世界46カ国で事業を展開しています。2018年3月31日を末日とする会計年度の売上高は190億9,000万米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やMSCI グローバル・サステナビリティ・インデックス、FTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細については、www.tcs.com をご覧ください。
※本内容は、2018年8月30日(現地時間)、米国・ニューヨーク、インド・ムンバイで発表されたプレスリリースの抄訳です。