ニューヨーク|ムンバイ、2019年12月6日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、リセラーとマネージドサービスプロバイダ(MSP)のためのビジネスメディア 「チャネルパートナーインサイト(Channel Partner Insight)」が主催する「チャネルイノベーションアワード2019(Channel Innovation Award 2019)」において、「Big Data and Analytics Innovation(ビッグデータ&アナリティクスイノベーション)」部門を受賞したことを発表しました。
チャネルイノベーションアワードは、米国のチャネルプレイヤーの中から、イノベーションを牽引し、自社が持つチャネルの新たな可能性を探り、大胆な変革とビジネスの拡大に取り組む企業を表彰するもので、TCSは、独自のソフトウェア「インテリジェント アーバン エクスチェンジ シティ コマンド センター(Intelligent Urban Exchange City Command Center)」(以下、IUXシティコマンドセンター)が評価され、本年の受賞に至りました。
TCS デジタルソフトウェア&ソリューションズグループ エンジニアリング&プロダクトマネジメント部門 グローバルヘッドのスリダール・ラオ(Sridhar Rao)は、次のように述べています。
「スマートシティの構築において、パートナーエコシステムの導入は必要不可欠です。今後、スマートシティが、さらなる生活者のニーズに応えていく上で、彼らの高まる期待に応えるノウハウを持ったチャネルパートナーを求めるようになるでしょう。TCSのソフトウェアが評価されたことをたいへん光栄に思います」
TCSの「IUXシティコマンドセンター」は、さまざまな産業の垣根を越えて連携する、都市のエコシステムソリューションです。最先端のAIや機械学習を駆使し、都市の行政担当者に対し、都市の各地で発生する様々なインシデントをリアルタイムでモニタリング、分析、把握できるよう支援します。
このソフトウェアは、地域で発生する様々なインシデントのデータや動画などの情報を統合し、「インテグレイテッド シティ オペレーショナル ダッシュボード(Integrated City Operational Dashboard)」を用いて、これらの情報をマップ上に可視化します。これを利用することで、都市行政の指導者は、地域住民のQOL(生活の質)の向上に資する、的確な意思決定を下せるようになります。
重要な責任を負うパートナーのチャネルプレイヤーは、TCS デジタルソフトウェア&ソリューションズグループの統合されたソフトウェアを利用することで、自社のビジネスモデルを変革し、顧客に価値を提供するとともに、自らもデジタルトランスフォーメーションビジネスの機会を拡大し、優位性を確保できます。
また、幅広い目的に対応するこのソフトウェアは、小売、金融、情報通信、都市行政などを対象としており、パートナー企業は、顧客の状況に最適なソリューションをカスタマイズして提供することで、技術改善のために膨大な投資を行うことなく、顧客のビジネスの加速への貢献が可能となります。
TCS Digital Software & Solutions Groupについて
2014年の発足以来、TCSデジタルソフトウェア&ソリューショングループ(Digital Software & Solutions Group)は、産業界に向けて、一元化され、モジュラー型でスケーラブルなソフトウェアおよびソリューションを提供することで顧客のビジネス変革を促すTCSの戦略的成長事業部門です。対象とする主な業界は、公共・行政、小売、情報通信、銀行・金融サービスです。近年、これらの業界では競争が著しく激化しており、競争力を維持、強化するために先進テクノロジーの積極的な導入によって、顧客情報を集約するケイパビリティを強化し、製品やサービスの提供のあり方に大胆な変革をもたらす取り組みが求められています。
TCS Digital Software & Solutions Groupの詳細については、TCSのウェブサイト(https://dss.tcs.com)およびLinkedInページ(www.linkedin.com/showcase/tcs-digital-software-&-solutions-group)をご覧ください。
Tata Consultancy Services Ltd(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズは、創業から50年に渡り、革新的かつ業界最高水準のIT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューションを世界中の大手企業に向けて提供し、その変革への道のりを支援している、ITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCS はコンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用したBPS、エンジニアリング・サービスやソリューションを総合的に展開しています。これらを卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS 独自の「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCS は世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループに属し、最高水準のトレーニングを受けた45万人を超える人材を擁し、世界46カ国で事業を展開しています。2019年3月31日を末日とする会計年度の売上高は209億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスやMSCI グローバル・サステナビリティ・インデックス、FTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細については、www.tcs.comをご覧ください。
※本内容は2019年12月6日(現地時間)、インド・ニューデリーならびにムンバイで発表されたプレスリリースの抄訳です。