ニューヨーク|ムンバイ、2020年1月9日: タタ・コンサルタンシーサービシズ(TCS)は、NelsonHallのサービス評価レポートにおいて、アジャイルDevOps(デブオプス)*と自動開発サービス(Automated Development Services)の「リーダー」の評価を獲得しました。
*DevOps: 開発チーム(Development)と運用チーム(Operations)が相互に協調し、開発・運用するソフトウェアやシステムによりビジネス価値を高めるだけでなく、その価値を確実かつ迅速にエンドユーザーに届け続けること。
アジャイルの概念、エンド・ツー・エンドのDevOps開発プラットフォーム、大規模かつ広範なアジャイル・デリバリーに対するグローバル規模の注力が強みとして評価されたものです。NelsonHallの報告書によると、Jile™とMasterCraft™への投資、確実性と柔軟性のバランスを重視したプロセスや手法、世界中のあらゆる地域で活躍する高度な技術者が、顧客のさまざまな需要に対応する、デリバリーケイパビリティの継続的な拡大を支えていると評価されました。
TCS エンタープライズ・アジリティ部門 グローバルヘッドのニディ・スリヴァスタヴァ(Nidhi Srivastava)は、次のように述べています。
「Business 4.0への変革を実現するためには、企業は、ビジネスのあらゆる局面で俊敏性を積極的に取り入れ、従業員を力づけ、コラボレーションを実現し、クリエイティビティとイノベーションを最大限に発揮し、より優れたカスタマーエクスペリエンスを顧客に提供し、さらには個々の状況に応じてスケールの価値を創造することが求められます。こうした姿勢は、当社のビジョン、戦略、そして人材、ツール、ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデルの構築など、ソートリーダーシップへのたゆまぬ投資に表れていると言えるでしょう」
TCSのコンサルサンティングに根差したエンタープライズ・アジリティのポートフォリオは、アジャイルへの変革、DevOps、次世代アプリケーション開発、ビジネスのためのアジャイルといった、あらゆる手法を網羅しています。具体的には、以下のサービズが挙げられます。
NelsonHall ITサービスリ・サーチディレクターのデイビッド・マッキンタイア(David McIntire)氏は、次のように述べています。
「TCSはアジャイルに注力し、大規模な投資を行っています。これまでに約424,000人の従業員に対しトレーニングを実施し、アジャイルの概念を習得させ、Jileツールを立ち上げ、アジャイル開発を推進して、ビジネス提案に活かしています。アジャイルとBusiness 4.0の戦略を事業の中核に据えることで、TCSのコミットメントとケイパビリティを顧客に示してきました」
加えて、ニディ・スリヴァスタヴァ(Nidhi Srivastava)は、次のようにも述べています。
「TCS独自の企業風土の醸成への注力や、比類のない変革、インテリジェンスの構築、自動化といったチェンジマネジメントの取り組みによって、私たちは、顧客の全社横断的かつ積極的なアジャイルの採用と、競争優位性の獲得を支援できるのです」
NelsonHall(ネルソンホール)について
NelsonHallは、次世代のITやビジネスサービスにおける「art of the possible*(アート・オブ・ザ・ポッシブル)」に対する理解の醸成に寄与する世界有数のアナリスト企業です。米国および欧州にアナリストを擁し、クライアント企業が調達に関する意思決定を質の高い情報に基づいて迅速に行えるよう、市場やベンダーに関する重要かつ詳細な情報を提供しています(NEAT報告書を含む)。また、ベンダーに対しては、市場動向やユーザー企業の要求事項など、Go-To-Market(市場開拓)に役立つ奥の深い情報を提供しています。NelsonHallが提供するリサーチは、すべてが独自かつ綿密な調査に基づいており、独特かつ緻密で、その品質、奥深さ、洞察性は多方面から高い評価を得ています。
NelsonHallの詳細については、https://research.nelson-hall.comをご覧ください。
*実現可能なことを確実に実現する技術:
ドイツの政治家 オットー・フォン・ビスマルク(Otto von Bismarck: 1815-1898)が遺した言葉 “Politics is the art of the possible.”(政治とは可能性の芸術である) に由来。本来は「政治におけるリアリズム(現実主義)」を指す。すなわち、「現状から最善の結果を導き出すためには、不可能な理想は追求せず(実現不可能な目標は設定せず)、実現可能な目標を確実に実現することが重要である」とする政治哲学。
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、革新的かつ業界最高水準のIT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューションを世界中の大手企業に向けて提供し、その変革への道のりを支援している、50年の歴史を持つITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCS はコンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用したBPS、エンジニアリングサービスやソリューションを総合的に展開しています。これらを卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS 独自の「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ Delivery Model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCS は、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループに属し、最高水準のトレーニングを受けた45万人を超える人材を擁し、世界46カ国で事業を展開しています。2019年3月31日を末日とする会計年度の売上高は209億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰の受賞歴もあるコミュニティ活動を世界中で展開しており、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスやMSCI グローバル・サステナビリティ・インデックス、FTS4Eグッド・エマージング・インデックスなど、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細については、www.tcs.comをご覧ください。
※本内容は2020年1月9日(現地時間)、米国・ニューヨークならびにインド・ムンバイで発表されたプレスリリースの抄訳です。