TCSの包括的かつバーチャルな教育プラットフォームが
教育機関におけるリモート・デジタルラーニングの導入を支援
ムンバイ、2020年3月23日: タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は、インド全土における教育機関の閉鎖措置を受け、TCSのバーチャル学習プラットフォーム「TCS iON™ Digital Glass Room(TCSアイオン デジタル グラスルーム)」を、インド国内の全ての教育機関に向けて無償で開放することを発表しました。
これにより、学校の教員や生徒は授業の場を、教室からインタラクティブかつデジタルな空間に移し、安全かつ安心な環境の下で繋がり合うことができます。
TCS iON™ Digital Glass Roomは、モバイルかつウェブベースの教育プラットフォームです。アンケート、ディベート、クイズ、調査や、その他さまざまなツールを含むインタラクティブな手法により、教員と生徒が、動画、問題用紙、課題や評価を共有しながら、リアルタイムで授業を進行することを可能にしています。
このプラットフォームは、拡張機能としてライブ授業のシミュレーション「Live Classroom(ライブクラスルーム)」も搭載しています。
TCS iON™グローバルヘッドのヴェンガスワミィ・ラマスワミィ(Venguswamy Ramaswamy)は、次のように述べています。
「現在、私たちはこれまでに経験したことのない危機的な状況に直面しています。全国の学校が閉鎖された状況において、当社は教育機関を支援し、バーチャルな授業環境への移行を促し、これらにより、生徒の学習課程がオンラインのプラットフォーム上で円滑に進行することを期待しています。そして、ひとつでも多くの学校が、テクノロジーを活用してこの危機を乗り越えることを願ってやみません。やがては、セルフラーニング(自己学習)の促進を通じ、デジタル技術によって、教える側と学ぶ側が物理的な制約にとらわれることなく繋がり合う新時代の教育への移行において一助になりたいとも考えています。これこそが教育を受ける機会やスキルアップの民主化、さらに、わが国(インド)が5兆ドル規模の経済国家に成長するための人材育成において最良の方法であると確信しています」
TCS iON(TCSアイオン)について
TCS iONは、教育機関や試験委員会、政府機関、そしてさまざまな業種の組織が、入学や採用活動、ラーニング、スキル習得、さらに、事業全体の効率性を向上を可能にするTCSの戦略事業部門です。
TCS iONは、独自のITaaS(IT as a Service: サービスとしてのIT)モデルによる「フィジタル(Phygital)」なプラットフォームを用いて、これを実現します。フィジタルプラットフォームとは、デジタル技術と物的資産の融合です。TCS iONは、TCSのグローバルでの経験とインド国内に深く根ざした事業を通じて培った最高水準のテクノロジーにより顧客を支えています。
TCS iONの詳細については、www.tcsion.comをご覧ください。
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、革新的かつ業界最高水準のIT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューションを世界中の大手企業に向けて提供し、その変革への道のりを支援している、50年の歴史を持つITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCS はコンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用したBPS、エンジニアリングサービスやソリューションを総合的に展開しています。これらを卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS 独自の「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ Delivery Model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCS は、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループに属し、最高水準のトレーニングを受けた44万6,000人を超える人材を擁し、世界46カ国で事業を展開しています。2020年3月31日を末日とする会計年度の売上高は220億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスやMSCIグローバル・サステナビリティ・インデックス、FTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細については、www.tcs.comをご覧ください。
※本内容は2020年3月23日(現地時間)、インド・ムンバイで発表されたプレスリリースの抄訳です。