ムンバイ、2020年10月29日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、ランナーのためのコミュニティ「#ThisRun」を始動し、マラソンイベントとのパートナーシップやプラットフォーム構築への長期的コミットメントを強化しました。
#ThisRunは、ランナーの健康増進を目的としたコミュニティであり、TCSはイノベーションを通じて、コミュニティの活性化をサポートします。また、画期的なツール、ストーリーコンテンツ、有益な情報とスポーツの力で人々を繋ぐことで、限界を克服し、現状のさらに一歩先へチャレンジしようとする参加者をサポートします。
TCSのテクノロジーは、世界の主要マラソン大会をバーチャルイベントにイノベーションをもたらし、世界中の多数のランナーが参加しています。これらのイベントには「TCS New York City Marathon」「Amsterdam Marathon」「Virgin Money London Marathon」「Chicago Marathon」「Boston Marathon」、さらに、世界最大のクロスカントリー大会である「TCS Lidingöloppe」 などが挙げられます。
TCSは、現実世界のマラソンイベントをバーチャルで再現すべくエクスペリエンスを強化し、スマートメダルやサウンドトラックなど、さまざまな新機能をアプリに導入しました。これらにより、ランナーは、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)空間の中、ギャラリーの声援を感じながら、開催地のコース上での自己の位置情報が表示されるバーチャルな地図上を走ることが可能になりました。さらに、AIを搭載したリアルタイムのコーチングシステムやデジタルポートフォリオ上に獲得メダルや達成レベルを保存できる機能は、これらのイベントへの参加をより強く思い出に残る体験に創り上げています。
こうしたイノベーションは、世界中のランナーの注目を集めています。例えば、109カ国から4万3,000人以上のランナーがバーチャルで参加した「ロンドンマラソン」では、TCSが開発したアプリが、ロンドン市内のストリートをエリートランナーと共に走るといったユニークなエクスペリエンスを創出しました。また、「ボストンマラソン」では、世界97カ国から1万8,000人のランナーが参加し、「Bringing Boston to the World(参加ランナーがビデオメッセージを通じて繋がり合う交流イベント)」も実現しました。
Virgin Money London Marathonイベントディレクターのヒュー・ブレイシャー(Hugh Brasher)氏は、次のように述べています。
「マラソンイベントを通じて社会に貢献しようとする私たちの情熱をTCSと分かち合えたことをたいへん嬉しく思います。マラソンが人々の人生にもたらす劇的な変化や、一緒に走ることで醸成される国境を越えた共同体としての精神、サステナビリティやテクノロジーなど、様々な側面で先駆的な役割を担うことができる可能性には目を見張るものがあります。TCSとのパートナーシップとTCSが開発したアプリによって、私たちは一人ひとりのランナーを繋ぎ、世界規模のバーチャルランニングイベントを成功裏に開催できたのです」
TCS チーフマーケティングオフィサー(CMO)のラジャシュリーR(Rajashree R)は、次のように述べています。
「#ThisRunのアプリは、ランニングに対するTCSのコミットメントを強化し、最先端技術によってもたらされるエクスペリエンスの共有によってコミュニティをひとつにまとめます。このグローバルなコミュニティは、ランナーの意欲と情熱を喚起し、魅力的なエクスペリエンスを提供しています。TCSの技術はマラソンにおいて様々なチャレンジに挑むランナーを鼓舞し、エクスペリエンスを強化する上で革新的な役割を担っています」
世界有数のマラソンイベントとのパートナーシップにおいて、TCSのインタラクティブなアプリは、2019年時点で142万人のユーザーにダウンロードされました。これらのアプリは「Mobile Excellence Awards」の「Best Sports Mobile Application」、「MediaPost Appy Award」、「Best in Biz Awards」の「App of the Year」部門の金賞など、多数の表彰を受賞しています。
以上
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、革新的かつ業界最高水準のIT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューションを世界中の大手企業に向けて提供し、その変革への道のりを支援している、50年の歴史を持つITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCS はコンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用したBPS、エンジニアリングサービスやソリューションを総合的に展開しています。これらを卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS 独自の「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ Delivery Model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCS は、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループに属し、最高水準のトレーニングを受けた45万3,000人を超える人材を擁し、世界46カ国で事業を展開しています。2020年3月31日を末日とする会計年度の売上高は220億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスやMSCIグローバル・サステナビリティ・インデックス、FTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細については、www.tcs.comをご覧ください。
※本資料は2020年10月29日(現地時間)、インド・ムンバイで発表されたプレスリリースの抄訳です。
発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
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