東京、2021年12月13日:日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:垣原弘道、以下、日本TCS)は、2022年1月、日本企業専用の運用保守サービス拠点「ニアショアセンター@東京」を同社内に開設します。
本拠点は、IT人材の不足に悩む日本企業のお客さまに向けて、日本TCSが、TCSグローバルのオフショアチームと連携し、グローバルリソースやアプリケーションの運用保守サービスを最適なコストで柔軟に活用いただくための窓口として機能します。また24時間365日対応かつ複数のシフトを組むことで、お客さまの事業展開各国の現地時間にも対応します。
当初はアプリケーション・マネジメント・サービス(AMS)から開始し、随時、提供サービスを拡充していきます。
ニアショアセンター@東京は、TCS独自の自動化フレームワーク:マシンファースト・デリバリーモデル(MFDM™)をはじめ、TCSのチャットボットフレームワーク:TISA™(TCS Intelligent Support Assistant:ティサ)やコグニティブ・オートメーション・ソリューション:ignio™(イグニオ)を活用した運用保守の高度化により、サービスレベル向上と効率化(工数削減)を実現します。
また、最適化された専用サービスモデルとシェアードサービスモデルの組み合わせにより、個々のお客さまのビジネスやシステムの変化に柔軟に対応するほか、対応モジュールの負荷や利用モジュールの拡張に即して運用保守を調整することで、効率的な運用保守を包括的に支援します。
さらに、TCSのマネージドIT運用サービス:PRISM™(プリズム)も活用し、サービスデスク対応から高度な知見が求められるL2、L3まで、また、アプリケーションからインフラ運用にいたるまで、エンド・ツー・エンドで対応します。
日本TCS 常務 エンタープライズアプリケーションサービス統括本部長の青木秀行は、次のように述べています。
「グローバル化、デジタル化が従来にもまして加速するポストコロナの時代に向けて、日本企業が持続的な成長を続けていくためには、市場競争力の獲得と強化が不可欠です。その実現において、とりわけグローバルリソースの活用は重要なカギになると当社は確信しています。『ニアショアセンター@東京』は、バイリンガルリソースを拡充することにより、日本企業のお客さまへの充実した日本語サポートを実現し、TCSのグローバル50万人のリソース活用におけるハブとしての役割を果たすべく開設します。TCSがグローバルで培った様々な業界知見と先進技術をスケールとスピード感をもってお届けしていきます」
以上
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、革新的かつ業界最高水準のIT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューションを世界中の大手企業に向けて提供し、その変革への道のりを支援している、50年の歴史を持つITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCS はコンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用したBPS、エンジニアリング・サービスやソリューションを総合的に展開しています。これらを卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS 独自の「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCS は、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループに属し、最高水準のトレーニングを受けた52万8,000人を超える人材を擁し、世界46カ国で事業を展開しています。2021年3月31日を末日とする会計年度の売上高は222億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスやMSCIグローバル・サステナビリティ・インデックス、FTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細については、www.tcs.comをご覧ください。