TCSのブランド価値は、2021年の1年間で18億ドルの成長を達成し、「Brand Finance2022年ランキング」の「ITサービス部門」で2位の評価を獲得
カスタマーエクイティ、堅調な財務状況、ブランド構築への投資が価値の向上に寄与
ムンバイ、2022年1月26日:タタコンサルタンシーサービシズ(以下、TCS)は、世界有数のブランド価値の格付会社Brand Financeが発表した「ITサービス部門ランキング」において、最もブランド価値が向上した企業として2位の評価を獲得しました。
「Brand Finance 2022 Global 500 IT Services Ranking(2022年グローバルトップITサービス企業500)」によると、TCSのブランド価値はこの1年で18.44億ドル(12.5%)上昇し、167.86億ドルに成長しました。ブランドや従業員への投資、カスタマーエクイティ、そして堅調な財務状況がこの成長を牽引しています。
TCSは、この10年にわたり、主要なスポンサーシップを含め、ブランド価値向上のために一貫して長期的な取り組みを行ってきました。これまでに取り組んできた11のランニングイベントへのスポンサーシップに加え、2021年は、新たに「London Marathon (ロンドンマラソン)」と「Toronto Waterfront Marathon(トロントウォーターフロントマラソン)」、モータースポーツ「Formula E(フォーミュラE)」に参戦するレーシングチーム「Jaguar Racing(ジャガーレーシング)」とのパートナーシップを発表し、さらに「Dutch Open(ダッチオープン)」とのパートナーシップを通じてゴルフ界にも参入しました。
またTCSは、今後10年で変革を主体とした成長を目指すべく、「Building on belief(信念に基づいて未来をつくる)」という新しいブランドポジショニングの強化に積極的に投資し、ミッションに根差した顧客との関係構築に取り組んでいます。TCSは、雇用主として、従業員から高いブランド認知や評価を受けていることもまた、ランキング上位獲得に寄与しています。
TCSは、先進技術、リサーチ&イノベーション、知的財産、顧客に特化した文脈的知識*において、深いケイパビリティを備えるべく一貫した投資を継続してきたことで、世界的大手企業から「成長と変革のためのパートナー」に選ばれています。2021年の堅調な売上により、TCSは売上高250億ドルの大きなマイルストーンを達成するとともに、25%を超える営業利益率も実現しました。
*Contextual Knowledge(コンテクスチュアル・ナレッジ):顧客が置かれた様々な状況において適用すべき最適な知見 。
Brand Finance 最高経営責任者(CEO)のデイビッド・ヘイ(David Haigh)氏は、次のように述べています。
「TCSは、ITサービス部門ランキングで常にトップにランクインしており、今回初めて最も価値あるブランドとして2位を獲得しました。この功績は、堅調な財務的成長、昨年発表した新しいブランドポジショニング、そし『TCS London Marathon』や『TCS Waterfront Marathon in Canada』などの従来のスポンサーシップに加え、ゴルフやフォーミュラEなどの新たなスポーツ分野のプラットフォームに対し、継続的に投資を強化してきた結果です。また、従業員や顧客、地域コミュニティのニーズに応えようと注力してきたこともブランドのプレゼンス強化に結びついています。この度の受賞を心より祝福します」
TCS チーフマーケティングオフィサー(CMO)のラジャシュリー.R(Rajashree R)は、次のように述べています。
「この度は、『Brand Finance 2022 Global 500 IT Services Ranking』で2位の評価を獲得したことを大変喜ばしく、また誇りにも思います。このランキングは私たちが目標としてきたマイルストーンであり、市場における存在感と、顧客や地域コミュニティから、TCSがもたらすイノベーションと変革への期待や注目が高まっている証といえます。これはまた、TCSのブランドにとって、いわばカストディアン(守衛)でもある社員の努力と、彼らが受け継いできた信念(belief)の賜物ともいえるでしょう。TCSの新しいブランドポジショニングであり、私たちの志を表明した「Building on belief」とともに、2021年はTCSのブランドにとって歴史的な年になりました。これまでの10年にわたり、市場においてTCSを際立たせた顧客中心のアプローチ、優れた実行力、新しいケイパビリティの創造へ向けた投資、リサーチ&イノベーションへのたゆみない注力によって、私たちは将来にわたって続いていくテクノロジーによる変革の機会を活用できるポジションを獲得しているのです」
以上
ブランドファイナンス(Brand Finance)について
ブランドファイナンス(本社:英国 ロンドン)は、世界 20 カ国に拠点を有する、ブランド価値評価、ならびにブランド戦略の独立系コンサルティング会社です。ブランドファイナンス はブランドの財務価値を定量化することで、マーケティングとファイナンスの乖離を埋めています。また、ブランドファイナンスは、ブランドオーナーと投資家がブランド価値と事業価値の最大化を目指す上で、正しい判断へと導くべく、同社の戦略、ブランドマーケット調査、ヴィジュアルアイデンティティ、ファイナンス、税務、知的財産に関する知見を提供しています。
ブランドファイナンスの詳細については、http://brandfinance.comをご覧ください。
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、革新的かつ業界最高水準のIT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューションを世界中の大手企業に向けて提供し、その変革への道のりを支援している、50年の歴史を持つITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCS はコンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用したBPS、エンジニアリング・サービスやソリューションを総合的に展開しています。これらを卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS 独自の「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCS は、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループに属し、最高水準のトレーニングを受けた55万6,000人を超える人材を擁し、世界46カ国で事業を展開しています。2021年3月31日を末日とする会計年度の売上高は222億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスやMSCIグローバル・サステナビリティ・インデックス、FTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細については、www.tcs.comをご覧ください。