ニューヨーク|ムンバイ、2022年10月4日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、「IDC MarketScape for Worldwide Managed Cloud Security Services(マネージドセキュリティクラウドサービス)」で「リーダー」の評価を獲得したことを発表しました。
本レポートは、「TCSは、その広範なポートフォリオを活用して、技術的に優れたマネージドサービスプロバイダーから一歩進んで、成長と変革のためのパートナーとして顧客と戦略的に関わっている」と言及しています。また、「ユーティリティ、保険、小売、通信といった分野における深い業界の専門知識が、独自のポジション確立につながっている」とも評価しています。
TCS サイバーセキュリティ部門グローバルヘッドのサンタ・スブラモニ(Santha Subramoni)は、次のように述べています。
「急速なクラウドの導入により、企業のデジタルフットプリントが拡大し、新しいビジネスモデルの適用が加速して、脅威を増大させています。TCSの包括的なセキュリティサービスとプラットフォームは、お客さまが脅威の全体像を把握し、クラウド化への道のりを安全に辿り、サイバーレジリエンスを高められるよう支援します。この度の『リーダー』の評価は、進化するサイバーリスクに対抗するための、TCSのビジョンと戦略、目的主体のソリューション提供への注力、そして継続的なイノベーション力が評価された証といえるでしょう」
TCSは、マイグレーションおよびモダナイゼーション、セキュリティ・バイ・デザイン*のアーキテクチャ、自動化されたセキュリティガードレール、セキュリティ保証など、クラウド化への道のり全体にわたり、クラウドセキュリティサービスの包括的なポートフォリオを提供しています。
*Security by Design: 情報セキュリティをITシステムの企画・設計段階から確保するための方策。
明確に定義、構造化され、反復可能で、自動化されたプロセスによって、お客さまは、市場投入までの時間の短縮、コンプライアンスの向上、自動化されたポリシー・アズ・コード*の実現、透明性強化を通じたサービス品質の向上、セキュリティ負債の削減が可能になります。
*Policy as Code: ポリシーをコードベースで管理すること。
TCSのサイバーディフェンス製品は、設計段階からセキュリティシステムを構築し、ゼロトラストのフレームワークを構築し、あらゆる面で可視化と予測的なインテリジェンスを提供することで、企業がリスクを把握し、セキュリティ体制を強化して、進化し続けるリスクに積極的に備え、対処できるようサポートします。
TCSのサイバーディフェンス製品のクラウドセキュリティモジュールは、ハイパースケーラーのクラウドセキュリティのライフサイクル全体に対応しています。TCSによって定義されたクラウドセキュリティフレームワーク、構成済みセキュリティコントロール、パブリッククラウドプラットフォーム向けクラウドセキュリティ基盤テンプレート、クラウドネイティブツールの構成管理、運用管理タスクのオーケストレーションと自動化を駆使し、情報を一元管理することができます。
TCSは、セキュリティ分野の「Microsoft Goldコンピテンシー」、セキュリティサービスに関する「Google Cloudスペシャリゼーション」、「AWS セキュリティコンピテンシー」に認定されています。
TCSは、1万3,000人を超えるサイバーセキュリティのエキスパートと、世界のあらゆる地域に設けられた10以上の脅威管理センターで、地域に特化した専門的なセキュリティサービスを提供し、お客さまが独自のビジネスや規制の要件に対応できるようサポートしています。
IDCワールドワイドセキュリティサービスのリサーチディレクター、キャシー・フアン(Cathy Huang)氏は、次のように述べています。
「世界最大のITサービスプロバイダーの一社として、TCSは、その豊富な人材を駆使し、AIを活用した自動化によってサービスを強化し、確かなサービス品質を維持しています」
以上
IDC MarketScapeについて
IDC MarketScapeは、ICT市場におけるベンダーの競争力の適応性を把握すること目的としたベンダー分析モデルです。定量、定性の基準に基づく厳密な手法を用いてベンダー評価を行い、調査対象市場における各ベンダーの位置付けをひとつのグラフ上に提示します。IDC MarketScapeは、ICTベンダーの製品とサービス、ケイパビリティと戦略、現在および今後の市場における成功要因を有意に比較できる明確な枠組みを提供しています。一方、ユーザー側は、この枠組みを通じ、各ベンダーの強みと弱みを全方位的に把握できます。
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、世界中の大手企業における変革の道のりを50年以上にわたり支援している、ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューション企業です。コンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用した、ビジネス、テクノロジー、エンジニアリングのサービスやソリューションを総合的に展開しています。これらをTCS独自のソフトウェア開発基準である「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCSは、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループの一員で、最高水準のトレーニングを受けた60万6,000人を超える人材を擁し、世界55カ国で事業を展開しています。2022年3月31日を末日とする会計年度の売上高は257億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、MSCIグローバル・サステナビリティ・インデックスやFTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細は、www.tcs.comをご覧ください。
※本資料は、2022年10月4日(現地時間)、米国・ニューヨークならびにインド・ムンバイで発表されたプレスリリースの和訳です。
発表内容の詳細は原文をご覧下さい。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
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