Press Release
2022年11月04日
ニューヨーク|ムンバイ、2022年11月3日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、東京で開催された「IPBC Asia 2022(Intellectual Property Business Congress Asia 2022)」において、国際的権威のある知財メディア Intellectual Asset Management (IAM)が選定する「Asia IP Elite(アジア知財エリート)」賞を受賞しました。
TCSは、業界最高水準の知財を構築し、知財価値創造において継続的に優れた取り組みを推進しているアジアの企業を表彰する「Asia IP Elite 2022」で、7度目の受賞となりました。
IAMが発行した「Special Report 2022 Q2(2022年第2四半期スペシャルレポート)」では、TCSが、インド国内の特許出願件数の増加に寄与する先進的企業であるのみならず、大企業として戦略的に知財管理に取り組むことが価値創造の機会を生み出すことを世界に示した模範的企業であると言及しています。
TCSは、イノベーティブな企業文化を醸成し、知的財産の創出を促進、拡大、管理するためのプロセスと支援体制を確立しています。全社的に将来性のある新たなアイデアを体系的に引き出し、それらをさらに発展させるべく継続的に投資しています。
TCSの各ビジネスユニットに設置されたリサーチ&イノベーションチームは、デジタル技術を駆使し、各業界固有のイノベーションを実現しています。これによって生み出された特許、製品、プラットフォームからなる業界屈指の知財ポートフォリオは、TCSに独自のポジショニングをもたらすとともに、お客さまに戦略的価値を提供しています。
特許出願のペースは従来にもまして加速しており、現在、TCSは、毎週十数件の特許を出願しています。2022年9月30日現在、TCSは、6,922件の特許を出願中で、これまでに2,560件の権利を取得しています。
TCSは、製品やプラットフォームの包括的な知財ポートフォリオを擁し、業界を問わず、企業のビジネスとテクノロジーのニーズに応えています。
主なものは、金融機関向けの「TCS BaNCS™(バンクス)」、小売業界向けの「TCS Optumera™(オプチュメラ)」と「TCS Omnistore™(オムニストア)」からなる「TCS Algo Retail™(アルゴリテール)」、ライフサイエンス業界向けの「TCS Advanced Drug Development(アドバンスト ドラッグ ディベロップメント:ADD)プラットフォーム」、デジタル通信事業者等向けの「TCS HOBS™(ホッブス)」プラットフォーム、エンタープライズデジタルツインプラットフォームの「TCS TwinX™(ツインエックス)」、コグニティブな自動化のための「ignio™(イグニオ)」、エンタープライズアジャイルプランニング&デリバリーツールの「Jile™(ジャイル)」、インテリジェントな自動化のための「TCS MasterCraft™(マスタークラフト)」などがあります。
サステナビリティに関するイノベーションが加速する中、TCSは、IoT、高度なアナリティクス、機械学習に関する深い専門知識を駆使し、「TCS Intelligent Urban Exchange™(インテリジェント アーバン エクスチェンジ:IUX)」、「TCS Clever Energy™(クレバーエナジー)、「TCS IP2™」、「TCS Envirozone™(エンビロゾーン)」などの知財関連製品を提供しています。
TCSは、新しいケイパビリティと知的財産に投資し続けて大きな価値を実現し、お客さまの要件に応えるために特別に設計されたアイデアやソリューションを積極的に提案しています。TCSの特許ポートフォリオに支えられた製品やプラットフォームは、市場にディスラプション(破壊的イノベーション)を起こし、お客さまは独自のポジションを確立して、優位性と収益性の向上を実現できます。
TCSのバイスプレジデント兼コンポーネンツエンジニアリンググループヘッドのアシュヴィニ・サクセナ(Ashvini Saxena)は、次のように述べています。
「このような賞をいただき、光栄に思います。TCSは、知財を活用し、新しいアイデアやテクノロジーの創造的な活用方法を模索することで、さまざまなビジネス課題を解決しています。TCSは、表彰歴もあるIP 4.0プログラムと深い専門知識を活用し、さまざまな新技術やプロセス、業界を牽引する製品やプラットフォームに関する広範な特許ポートフォリオを構築し、お客さまから成長と変革のためのパートナーに選ばれています」
最近では、2022年「National Intellectual Property Award(インド全国知財アワード)」の「Top Indian Company for creating brand in India and abroad(インドおよび海外でブランドを創造しているインドのトップ企業)」部門を受賞、世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization: WIPO)のユーザートロフィー(Users Trophy)も獲得しています。
以上
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、世界中の大手企業における変革の道のりを50年以上にわたり支援している、ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューション企業です。コンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用した、ビジネス、テクノロジー、エンジニアリングのサービスやソリューションを総合的に展開しています。これらをTCS独自のソフトウェア開発基準である「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCSは、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループの一員で、最高水準のトレーニングを受けた61万6,000人を超える人材を擁し、世界55カ国で事業を展開しています。2022年3月31日を末日とする会計年度の売上高は257億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、MSCIグローバル・サステナビリティ・インデックスやFTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。
TCSの詳細は、www.tcs.comをご覧ください。
※本資料は、2022年11月3日(現地時間)、米国・ニューヨークならびにインド・ムンバイで発表されたプレスリリースの和訳です。
発表内容の詳細は原文をご覧下さい。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
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