ZIONS BANCORPORATION TRANSFORMS ITS CORE PLATFORM WITH TCS BANCS
An interview with Scott McLean, President and Chief Operating Officer, Zions Bancorporation
“TCS BaNCS(バンクス)” は、銀行や証券、保険など、幅広い金融サービスをサポートする包括的なソリューションです。金融機関の基幹システムや決済業務システムの効率化とコスト削減を実現するとともに、業務の統合管理を可能にします。
An interview with Scott McLean, President and Chief Operating Officer, Zions Bancorporation
TCS BaNCSは、金融サービスにおける様々なソリューションがコンポーネント化された製品スイートです。お客様のご要望に応じて、必要な機能を最適な形で柔軟に導入いただけます。
1983年のリリース以来、継続的な機能強化とともに安定的に運用が続けられてきたTCS BaNCS。金融機関のお客様に数多くのメリットを提供しています。
1)既存システムと容易に統合可能
TCS BaNCSの代表的なコンポーネントとなっているService Integratorを活用し、他システムとの連携を短期間で実現することが可能です。
2)グローバル対応
BaNCSのモジュールは、全世界共通のコア・コンポーネント、規制対応など国・地域毎に共通の国・地域コンポーネント、顧客特有の要件を実現する顧客コンポーネントの3層構造となっています。この3層構造により、迅速な開発・導入とメンテナンスの効率化を実現しております。
例えば、グローバルの複数拠点にシステム展開する際には、ベースのシステムをもとに国・地域コンポーネントの部分を拠点毎に確認するのみでよく、迅速な拠点展開が可能となっております。
その前提として、1つのシステムで複数の拠点をカバーするマルチ・エンティティ機能を実現しています。グローバル本部・銀行・各支店など金融機関の各階層で個別管理している帳簿データを、ひとつのシステム上で統合、体系化します。全拠点の取引を本部にてリアルタイムで確認できるほか、グループ全体の貸付限度額の枠を各拠点別に割り振る作業なども効率的に実施可能です。
3)ワークフロー機能
「全ての作業を自動化する」という開発コンセプトに則り、TCS BaNCSにはワークフローのマネジメントツールがビルトインされています。必要に応じて管理者、作業者、チームに作業を割り当てるようにルールを設定、該当者に作業を自動通知することで業務全体を最大限効率化します。
4)高い柔軟性とコストメリットのあるオープンシステム
機能の追加や修正が容易なオープンシステムのJava Enterprise Edition(JEE)を開発・実行基盤として採用しています。独自規格のメインフレームベースのレガシーシステムと比べてメンテナンス要員が確保しやすく、初期費用と運用コストも軽減可能です。
5)迅速な機能強化
TCS BaNCSは技術進化や制度対応はもちろんのこと、お客様からいただいた要件への対応を盛り込み、半年毎にバージョンアップを行っています。また、お客様から寄せられたご希望に基づき、プロダクトロードマップを作成し、機能強化の早期実現に日々取り組んでいます。
6)各国の言語・通貨に対応
各国の言語・通貨に対応し、現地の取引もカバーできるため、グローバルでシステムを統一できます。本部の管理負担が軽減し、拠点相互のやりとりがスムーズになります。
7)グローバルで8,000人以上の体制
TCS BaNCSには8,000人を超える社員が関わっています。コンサルティングから導入、運用、メンテナンスまで、質・量ともに充実したサポート体制を整えています。
TCS BaNCSは現在、日本をはじめアメリカ・ヨーロッパ・アジア・オセアニア・中東・アフリカなど世界約100の国・地域で500を超える導入実績があります。
多様な金融サービスを展開するホールディングス企業やグローバル金融機関をはじめ、インターネット銀行・保険会社などのお客様にも効果的にご活用いただけます。