AWS環境の自動修復機能とシームレスなパッチ管理の提供
クラウド上でコアとなるデジタルオペレーションを実行するために、企業はAWS環境全体でアプリケーションを管理できるプラットフォームを必要としています。TCS Cloud Exponenceは、地理的にまたがるクラウドの利用を可能にする集中型マルチテナントプラットフォームで、企業向けの共有サービスモデルを様々なクラウドプロバイダーにホスティングしています。このプラットフォームで使用されるツールセットの1つであるAWS System Managerは、複数のOS上でのパッチ管理のための統合コンソールを提供しています。
TCS Cloud Exponenceによる、定常運用上における課題解決のサポート
Cloud Exponenceでは、パッチ自動管理のためにAWS Systems Managerを活用しています。AWS Systems Managerは、ITSMとのシームレスな統合のためのAPIを提供し、パッチのデプロイとクラウドベースのインシデント処理のためのエンドツーエンドのシームレスな統合を可能にする、下記を含めた複数のサービスが組み込まれています。
AWS Systems Manager Patch Manager
AWS Systems Manager Maintenance Windows
Windows Server Update Services (WSUS)
Red Hat Satelliteサーバ
変更承認のためのITサービス管理 (ITSM) との統合
脆弱性管理システムとの統合
クラウドインシデント対応の自動化
TCS Cloud Exponenceは、AWS Systems ManagerのAWS OpsCenterコンポーネントを使用して、定常運用における課題解決をサポートします。このソリューションは、AWSリソースに関連する運用作業項目を表示、調査、解決するための集中管理サービスを提供することで、各コンポーネントに関するコンテキスト調査データを提供しながら、サービス間の運用を集約および標準化します。
TCS Cloud Exponenceは、企業に次のメリットを提供します。
運用タスクの自動化とハイブリッド環境向けのパッチ一元管理の容易な導入
パッチ、構成、カスタムポリシーのためのインスタンスのスキャンによる、セキュリティとコンプライアンスの実装
定義されたAWSアイデンティティとアクセス管理(IAM)ロールの使用によるアクセス制御
サービスとして利用可能な、拡張性とコストパフォーマンスに優れたソリューション
エンタープライズITSMにおける運用上のあらゆる問題のためのイベントの自動生成
カスタマイズされた自動化ドキュメントの活用による、一般的な問題の自動解決
問題の迅速な検出と解決