エンジニア職
2010年 新卒入社
Kazuya H
アプリケーションサービス統括本部
ー日本TCSのどんなところに惹かれて入社を決意しましたか?
就職活動当初からIT業界を主眼に置いていました。少し前は不可能だったことを可能にするような業界なので、社会に与えるインパクトや貢献度が大きいと思ったのが理由です。なかでも、大企業が株主で、大規模な案件にチャレンジできそうな当社には早い段階から惹かれていました。また、プロジェクト単位の仕事では、メンバー同士の相性が非常に重要です。実際に社員の方と会い、会社の雰囲気が良さそうだと感じたことも、入社を決意する後押しになりました。
ーどんなところに日本TCSの魅力を感じますか?
全世界に社員がいて、必要に応じて最適なスペシャリストと協働できる環境は、私たちならではの大きなアドバンテージだと思います。また、ハイブリッド案件に関わることで、自身の知見を広げることができる点も魅力ですね。グローバルでの開発の進め方、日本での開発の進め方、双方に違いがあり、発見があります。そのギャップがプロジェクトを進める上での障壁となることもありますが、一つ一つ解決することで、日本とインドのハイブリッドが今以上に会社の大きな魅力になると思います。
ー現在までのキャリアについて教えてください
新入社員研修後は、マンション管理会社の基幹システム構築プロジェクトに参加しました。諸業務の受発注や管理組合との連携、管理費の収納状況捕捉などのシステムを構築すべく、要件定義から関わりました。初の実務で、まわりについていくので精一杯になっていました。当時の実務は、お客様との打ち合わせの議事録作成がメインで、戦力になっているという実感はありませんでした。そのため、「自分から何かを発信したい。」という想いは日々強くなりましたね。そんななか、ある打ち合わせの際に、私が作成した調査資料をもとに話し合いが始まったことがあります。思い切って自分の考えを披露してみると、より議論が深まりました。この経験を通じ、自分の姿勢次第で、お客様の業務やシステム開発に貢献できることや、アンテナを張っていれば自分なりの着想が生まれることを知りました。
2012年には、 車両管理システムの構築プロジェクトに参画。テストの品質を高めるための強化計画を立て、展開しました。開発は中国でおこなわれていたため、現地のテスト担当者とは、幾度もテレビ会議を実施。作業の目的や成果物に関する認識を共有することや、開発チームのメンバーが確実に作業できるような手順書作成に注力していました。オフショア開発案件のプロジェクトマネジメントを間近で見ることができたので、海外のスタッフやお客様とコンタクトをとるときに重要なポイントを押さえることができました。
2014年からの約2年間は、全プロジェクトのリソース状況を管理・可視化するというシステム構築に従事。初めてリーダーを務めました。このときは、いくつかトラブルが発生しましたが、そんなときこそ自身やメンバーの成長機会なのだと受け止め、的確な解決プロセスのあり方やお客様への報告方法などについて常にメンバーと共に考え共有することを心がけていました。
2016年からは、自身としてはじめてのハイブリッド案件に従事しています。インドのデリバリーセンターを活用した基幹システム構築プロジェクトでリーダーを務めていますが、入社以来積み重ねてきたさまざまな経験を活かせている実感がありますね。メンバーを束ねるうえでは、コミュニケーションにひと手間加えることを心がけ、信頼関係の構築に努めています。メンバーのモチベーションを維持・向上させることもリーダーの大きなミッションのひとつ。もちろん、自身の知識や技術スキルの向上も大切にしつつ、それ以上に重要なのが、どんなことがあってもマインドや姿勢をポジティブに保ち、メンバーの意欲を刺激することだと考え、実践しています。
ー今後は、どのようなことに挑戦してみたいですか?
特定の領域でスペシャリティを高めていくより、幅広い業界や業務、技術領域に対応できるようなオールラウンダーになりたいと思っています。ハイブリッド案件に従事する機会が拡大している日本TCSなら、この目標を実現できるはず。ハイブリッドの力をより多くのお客様に体感していただけるよう、自分自身の幅を広げていきたいですね。
ー日本TCSへの入社を検討している方々にメッセージをお願いします
会社や仕事のイメージに左右されず、自分の興味や関心がどこに向いているのかをしっかり考えてみていただきたいですね。本当に自分がやりたいと思っていることなら、全力を注げますし、働いていて楽しいと思えますから。自身と向き合った結果、IT技術を通じて社会を豊かに便利にするというミッションに共感できたという方に、ぜひ仲間になっていただきたいと思います。
※社員の部署・役職はインタビュー当時のものです。